オーディオ装置にはクリエイティブとかエレコムとかのバッジが付いているのを体質的に受け付けない俺。他にロクな選択肢がなかったという消極的な理由だが、TIME DOMAIN Lightを導入。BOSE MediaMateやCompanion2は机が狭いため断念。 早速設置。先日導入したiMac G5スリープ連動電源に接続する。ボリュームは12時で固定。これで、まるでiMac G4に接続されていたProSpeakerのように振る舞う。 インプレッション。視聴距離が変わっても音の印象が変わらないのが驚き。もっともパソコンに向かうときは視聴距離はさほど変わらないので無駄な性能かも知れない。艶やかさは少ないが、分解能は高い。ある意味、神経質な音とも言えるかも知れない。人の声やアコースティック楽器の生々しさは特筆に値する。低音はドンシャリに慣れた耳には物足りないが、不自然なほどではない。 なお、本機を導入するに当たってはヨドバシの試聴コーナーで色々試聴したが、audio-technicaのAT-SP100はみっけものだと思った。TIMEDOMAINクラスの予算が確保できない場合は、AT-SP100もイイ。実売価格はTIMEDOMAIN Lightの1/3だが、コストパフォーマンスはTIMEDOMAIN Lightを凌ぐ。TIMEDOMAINとの一番の違いは、雑味が多いことだ。BOSE MediaMateも相変わらずの底力を見せるが、小音量時の聴かせ方で五分、音楽の楽しさでBOSE、分解能でTIMEDOMEIN Lightに軍配が上がる。 (2005年12月18日) トップページに戻る |