我が家にマツダ・ロードスターがやってきました。 現在、我が家の庭はセカンドカーのパッソ、そして下取り価格がほぼつかなかったことで手放すのをやめた Audi A3。そこにこのロードスターが加わり、もうこれ以上何も置けない状態になっております。
納車から最初の週末を終え、横浜市内を中心に約200km。まずはそのファーストインプレッションを書きたいと思います。
走り出してまず驚いたのは、その「重さ」です。 スペック上は軽量なはずですが、ステアリングやペダル類が重いのでどっしり感が醸成されるのでしょうか。7年前に試乗した Mazda2 でも感じたことですが、ひらひらと軽いのではなく、軽いはずなのにどっしりとしたこの感覚こそがマツダのテイストなのでしょう。
次に驚いたのが、エンジンやギヤ、サスペンションやタイヤ、ブッシュ類が暖まる前の「動きの渋さ」です。 トヨタやアウディは、メカが冷えていることをドライバーに露骨に伝えないよう、上手くオブラートに包んでいる印象があります。しかし、ロードスターはそうではありません。メカの冷え切った感覚が、運転している体全体にダイレクトに伝わってくるのです。暖まってくると評判通りの車になるのですが、冷えてる時のメカの渋さが半端ないです。
そういえば納車時にエアコンが「32℃」に設定されており「何これ?」と思ったのですが、オープンにして走り出した瞬間に理解しました。今の季節、オープン走行を楽しむなら32℃設定でないと寒いのです。身をもってオープンの洗礼を受けました。
山下地区の「象の鼻パーク」あたりで信号待ちをしていた時のこと。歩道の小さな男の子が「あの車、屋根がなーい!」と叫びました。お母さんが「あれはああいう、かっこいい車なんだよ」と教えている姿を見て、あの子が人生で初めて出会ったオープンカーが自分の車だったことに、なんだか不思議な誇らしさを覚えてしまいました(笑)。
ただ、「運転席に座ったまま幌を開閉」には問題が。 閉めるのは問題ないのですが、開ける動作が左手ではどうしてもできません。「五十肩」による可動域制限のせいだと思います。シートベルトを外して体を捻り、右手を使ってようやく幌格納のロックをしています。
今回初めてスポーツカーを所有して、その言葉の真意を理解しました。 ロードスターに乗ることは、文字通り「スポーツ」なのです。 80km/hくらいまでは非常に気持ちよく走れますが、サイドウインドウを開ければ室内は暴風。常に車と対話し、近い地面に「近い、近いよ!」と笑ってしまう感覚。目的地に到着して車を降りると、まるでスポーツをした後のような疲れが残ります。
その感覚は助手席の妻も敏感に察知したようです。 大黒埠頭まで往復した際、「これで長野とか景色のいいところへドライブに行けるか?」と聞いてみたところ、返ってきたのは「確かに楽しいけど、これは長距離は無理。アウディでお願いします」というコメントでした。
意外だったのは、ハイビームの照射範囲を自動調整する機能の優秀さです。 一定の速度域でハイビームに切り替わるのですが、対向車や先行車を検知すると、その部分だけを遮光して周囲を照らし続けます。アウディなら上位グレードにしか付かないような装備が、このロードスターに備わっていることには驚きました。
そんな納車週末でしたが、明けた月曜日にひどい腰痛に襲われました。 シートが合わないという感覚は今のところないのですが、納車記念の撮影やドアモールの取り付け作業で中腰姿勢を続けたのが響いたのかもしれません。
車自体が「スポーツ」である以上、オーナー側にも相応の筋力と柔軟性が必要なのは間違いなさそうです。健康になれそうです。



コメント
ユニークなインプレッションですね。
3台続けてマツダ車に乗っていますが、新車時は渋さが気になりました。
ALHは私もお気に入りです。
買い換え時はこれがあるグレード以上を選んでいます。
年末に試乗しましたが、腰痛があるときは乗り降りが辛いだろうなとは思いました。
私も腰痛がある時はAudi A3ですら乗り降りできないので(;´Д`)この車は論外ですね。
走行600kmあたりから、少しメカの渋さがこなれてきた感じがしてきました。