EOS 5D Mark IVを見てきました

品川(ほか全国各地)で開催中の「FIVEGRAPHY」セミナーで5D Mark IVの実機が触れますが、どうせ買うし、別にいいかと思っていました。しかし某氏より「セミナー中は空いている」という話を聞きつけ、空いているなら見てみるかと、品川へ行ってみました。



自宅からクルマで45分。休日はこの辺にクルマできても空いているはずなので、「ここか?」という地下駐車場に滑り込み。エレベーターで上がってみると、キヤノンギャラリーのすぐそばに出られてラッキーでした。駐車料金も500円/Hrで、べらぼうに高いわけではないです。こんなに楽ちんに品川に来られたのは初めてかも。普通は電車だもんなぁ。



米美知子さんのセミナー中だったので、事前情報通りハンズオンは余裕。5D4と初対面です。本体よりむしろ新EF24-105mmの方が目に入りますね(笑。



気になるところを片っ端から試したり係の人に質問したりします。まずこれがWi-Fi設定画面。撮影したそばから自動転送する場合は、パソコンにフリーのFTPサーバーを立ち上げておいて、カメラ側はFTPサーバーを選ぶっぽい?



FTPだと自動転送設定があります。ただ、撮影したあとから転送する場合はどうするのかは分からなかったです。これは購入後やってみないと。



ファインダー内照明が地味に復活。5D3ではファインダー内が透過液晶表示になってしまったので、合焦ポイントを赤く光らせることが出来ませんでしたが、5D4では透過液晶表示なのに5D2のように合焦ポイントを赤く光らせることが出来ます。どういう仕組みなんだこれ!?



動画はファイルサイズが軽量なMP4形式(IPBピクチャ)での記録も可能。これはカジュアルに使えるので、デュアルピクセルCMOSによる高速ライブビューAFと相まって、動画の使用シーンが増えそうです。





撮影後にフォーカス位置を微修正したり(!)フレアを消したりできるDPRAWですが、DPRAW撮影時は結構いろんな制限が付きます。常用はできなさそうな感じです。
フォーカス位置の修正可能範囲ですが、ポートレート撮影で「睫にフォーカスが合ってしまったが現像時に瞳に合わせたい」程度なら可能ですが、「鼻に合ってしまったピントを瞳にずらしたい」レベルになると無理とのこと。



タッチパネル操作は音が出ますが、それだけOFFにすることも可能です。



GPS関連での設定ですが、本体電源を切ってもGPSを補足し続ける「モード1」と、本体電源に連動してGPS補足がON/OFFする「モード2」に切り替えることが出来ますが、詰めが甘いのが…



スリープした場合。EOSってスタンバイ電力が超低いので、電源を切らない人も多いと思うんですよね。しかし「モード2」でスリープしたところで、GPSは切れないんです。つまり、GPSをモード1にしようがモード2にしようが、今までEOSの電源を切るクセのなかった人は、気がついたらバッテリーがカラ、という目に遭うわけです。スタンバイ電力が超低いのが、EOSの差別技術だと思ってたんだけどなぁ。

これはスリープと連動してGPSも切れる「モード3」が要るんじゃないでしょうか。



NFCはここ。



「本体には」今回もVHSピンは付きません。

シャッター音ですが、通常モードでも5Ds譲りの技術でショックが少なくなったとのことですが、ショックが少なくなったと言うよりは、ショックが分散したと言いますか、ショックのピークは低くてもショックが出ている時間はむしろ長くなったように感じました。気のせいでしょうか。

あと5D3の「画面内に白があるかどうかでホワイトバランスが大きく変わる」現象ですが、驚いたことに、5D4を会場で試した限りは白があってもなくてもホワイトバランスのズレがかなり少なくなっていました。これは測光センサが改良されたことによるものか?と係の方に尋ねたら、それよりむしろDIGIC 6+をはじめとする後工程処理の処理能力が増えたため、より画像を多角的に分析できるようになったのが大きいのではないか、とのこと。

会場からは以上です。

コメント

  1. ぷう より:

    今更ですが、5D3でもファインダ内の赤表示はできますね。自分のは買った時から赤表示でした。

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