ロードスターのBOSEオーディオ

購入したロードスターで、上位モデルの「レザーパッケージ」を選んだ理由のひとつが、BOSEオーディオの搭載です。いや、「BOSEオーディオがついているから選んだ」というよりは、「ついているから価格差に納得できた」と言う方が正確かもしれません。

 

パッソで、「ベースが貧弱なところにいくら社外品を投入しても、音質には限界がある」ということを痛感していたので、最初から良いオーディオが備わっているに越したことはないと思いました。

もっとも、最初はオープンカーにオーディオって「要るの?」と半信半疑だったのですが、ポジショントークかもしれませんがBOSEのエンジニアたちの熱い思いを見て、すっかり「要るね!」と考えを改めました(笑)。

ちなみに、以前所有していた米国製ホンダ・アコードクーペやインスパイアにもBOSEオーディオが搭載されており、当時もなかなか満足していました。
ただしインスパイアでは、電源ONのまま音量をゼロにするとホワイトノイズが発生するという謎現象もあり……そのせいで、BOSE社を盲目的に信じているわけではありません(笑。

マツダ車のBOSEといえば、かつてRX-7のラゲッジスペースを占拠していたイカれた(イカした?)スピーカーシステムを思い出します。ロードスターにも似たような仕掛けがあるのでは?と想像していましたが、実際にはウーファーは助手席下にいい感じに収められていました。

さらに、シートのヘッドレストには、ひとりにつき2つずつの謎のユニットが搭載されています。「ヘッドホンのような定位感なのかな?」と思いきや、そうではなく、実車ではちゃんと前方から音が聞こえる設計。BOSEのエンジニアも「付いていることに気づかないかもしれない」と語っています。

どうやらロードスターのBOSEオーディオは、幌の開閉状態や車速、周囲の騒音などに応じてリアルタイムで音質特性を変化させているとのこと。おそらくオープン時でも風に負けない音づくりがなされているのでしょう。

唯一気がかりなのは、その音がどれくらい周囲に漏れているのか。そこはまだ自分の耳で確認できていません。

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