Manfrotto MVH500AH

EOS Movieを本格的にやるにしても、今のハンディカムを使い続けるにせよ、いま使っているベルボンのビデオ雲台FHD-52Qの華奢さが気になってきたので、ベストセラーのManfrotto MVH500AHに買い換えました。詳しいレビューは3年前に買った人に丸投げ(ぉ



大きさ的にはGitzoの2型にピッタリです。カウンターウエイトが2.4kg相当分のスプリングで内蔵されているので、上の写真のように70-200 f/4Lあたりを付けるとちょうどいい感じです。



ただカウンターウエイトは内蔵のバネで再現されているので、傾ける角度が大きくなるほど反力は強くなります。つまり乗せる機材が軽い場合、上または下に大きく傾けると手を離すと水平に戻ろうとします。固定ネジを半締めしておけば大丈夫ですが、このあたりはシリーズ中最廉価モデルなので仕方ないでしょう。もちろん、FHD-52Qとは価格が3倍くらい違うので剛性感がとても高まっているのは実感できます。



家庭用ハンディカムあたりだと、もはや何も乗っていないに等しいくらいの軽さです。

クイックプレートに位置固定式のVHSビデオピンがあるのですが、一方で重量バランスが真ん中に来るようにカメラの取り付け位置を前後調整するように説明書に指示もあり、いやいや、VHSビデオピンが固定式ではカメラの取り付け位置を前後に調整できないでしょう?とツッコミたくなりました。設計ダメでしょこれ。EF 70-200 f/4L + EOS 5D Mark IVだと、前後の重量バランスを取るにはVHSビデオピンに微妙に干渉する位置に付けないといけないので、VHSビデオピンは外してしまいました。

なお写真にあるHDR-CX550Vのような家庭用ハンディカムの場合、逆に軽すぎてどの位置に固定しても重心がずれることに起因する使いにくさはほぼなくなるので、いっそのこと上の写真のようにやや後ろ気味に取り付けると、雲台から外さずにバッテリー交換ができます。この場合でもVHSビデオピンは役に立ちません(;´Д`)ああでも上の写真のように取り付けるとCX550Vでは本体前面のマニュアルダイヤルが回しにくいですね…悩ましいですねこれ。

そういえば冒頭にリンクを張ったBさんのブログを見ていて気がつきましたが、私が買った世代はクイックプレートが少し変更されていて、ネジの落脱防止をするためのゴム製の部品がありませんでした。元々カメラ取り付けねじはある程度回しながらクイックプレートにはめ込むので、そう簡単には脱落しないだろうという判断なのだと思います。ゴム製の部品を保持するためのサブ穴も空いていませんでした。が、説明書はこの新しい構造に変更されておらず(;´Д`)、一瞬、部品の欠品かと思いましたよ…。

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