MacBook Air M1だが、早くも不満がいくつか出てきたので、書いておく。
■ディスプレイの色味
外付けディスプレイで正確な絵が出ない点はEIZOから指摘されているが、私の不満は内蔵ディスプレイの方。以前使っていたMacBook Pro Late 2013 と比較すると、少し緑に転んでいる。もちろん環境光センサー「True Tone」を切った上での話。しかし逆にMacBook Air M1を基準とするならば、MacBook Pro Late 2013はマゼンダに転んでいるようにも見える。
macOSの「ディスプレイキャリブレータ・アシスタント」でもノートブック内蔵モニタの場合は色温度補正程度しかできない。デフォルト設定は「ネイティブ」で、おおよそ6,500Kくらいに見え、6,900Kくらいに設定すると多少MacBook Pro Late 2013 に近づくが、すべての色味は同じにはならない。しかもそれ以上上げると色味全体がおかしくなる。視覚障碍者用の「カラーフィルタ」機能はiPhoneにもあるが、これは効果が強すぎて液晶の色味調整には使えない。
M1ではMacBook ProもAirも最大輝度以外は同等の画質のディスプレイとのことだが、昔のMacBook ProやiMacのようにキャリブレーションした上で出荷されているなどの話も見かけないし、おそらくポン組みで出荷されているのだろうと思う。この弱点をApple自身が認識していないわけはなく、だからこそ次世代機ではバックライトにメスが入るという噂が漏れているのだろう。
しかしM1 Macの画質についての不満はほとんど外付けディスプレイに関するものであり、内蔵モニタには不満はほぼ見かけないことから、私が神経質なだけなのかも知れない。
■手を離すと、さぼる
システム全体に省電力の意識が徹底されているのか、AC電源接続時でも少し操作をしないでいるとバックグラウンドタスクの処理速度が落ちる。アプリによっては明示的に設定できるものもあるようだが、私が困っているのがiCloud Driveとの同期。Mac操作中だと同期は12~15MB/sec程度で進むのだが、少し操作しないでいると2~3MB/secに同期速度が落ちる。で、ちょっとでもMacに触ると再び12~15MB/sec程度に速度アップ。この辺りは設定がないので手が出せないのだが、驚異的なバッテリーの持ちを確保するための手段の一端が垣間見える。ここは明示的にいじらせてほしいものだ。
■速くて無意味にいじってしまい寝不足(ぉ
未だにこんなに速いのが信じられないというか、しかも無音なので、無意味にいろいろ負荷をかける作業をやってしまい、結果寝不足に。Appleのせいではありません(笑)。
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