M1 MacBook Air 起動

MacBook Air M1が届きました。仕様はグラフィック8コア、RAM 16GB、SSD 1TB、色はスペースグレーが一番人気だと思いますが、おそらく二番人気であろうシルバーです。

 

蓋を開いただけで起動したのですが、これは電源オフではなくスリープ状態で出荷されてたってことですよね。

 

移行アシスタントでワイヤレスで前のMacBookからデータコピーができる風だったのでやってみたのですが、全体の1/4くらいやったところでフリーズ。調べてみるとワイヤレスでの移行アシスタントは地雷で、ほぼ失敗するらしいですね。とはいえ代わりの手段…USB-C×2ポートのみのMacでUSB-C/LANアダプタも持っておらず、空いている適当なストレージデバイスもないため、大量にデータをコピーする手段もなく、仕方がないので新規セットアップしました。幸い、データのほとんどはiCloud Drive上にあるので、明示的にコピーが必要なのはメールデータとATOKの辞書くらい。あとはアプリ類の再インストールですね。

しかしメールの再セットアップは地味に面倒。移行前のマシンからエクスポートはできますが、アカウント設定までは書き出されないし、メールボックスのフォルダ構成も消失してしまいます。プロバイダのメール受信設定もこれ今の若い人にはもう不可能なんじゃないですかね。あらゆる設定の中で突出して面倒な割には解決するソリューションが出てこないので、プロバイダメールの終焉が見えてきた気がします。特にSMTPサーバーの認証周りとか、数年に1回しか設定しないので正解になかなかたどり着けません。

さて、マシン自体はヨドバシ店頭で事前に結構弄ったのであらためて感慨はありませんが、感想は「無音で爆速のMac」です。こんなに速くなければ普通のIntel MacBook Proを買っていたと思います。自作PCで「ストレージ20TB、メモリ128GB、最新グラボ」なんて構成の方には物足りないでしょうが、「たまに短い4K映像を編集する程度」だったら快適です。ストレージもMacBook Pro 2013の300MB/sec程度から、10倍の3GB/secになっていますしね。

ちょうどOfficeもPhotoshopもM1ネイティブ版が出揃っているので、普段使う大物アプリはすべてM1移行が完了している状態です。とはいえ一部Intelバイナリのアプリもあるはずなのですが、Rosetta2のインストールは特に要求されませんでした。ファーストロット出荷組とはプリインストールの構成が変化しているのかもしれません。

多少不安だった画面の輝度も、室内では60%程度の明るさで問題なし。今後劣化で輝度が低下してもマージンはありそうです。

音はMacBook Pro 2013からかなり改善されている部分で、スピーカーの外側に音が定位することがあるので、おそらくiPhoneを横にしたときと同じような音の処理が行われているのではないかと思います。左右それぞれのchに、逆ch側の音を逆位相にしたものを少し混ぜているような印象です。音が頭に少しまとわりつきます。

 

キーボードは現時点のMacノートブック用としては最良と言われいるもので、まぁ打鍵感、打鍵音とも悪くはありません。ちょっと打鍵音が軽めなのが少し気になります。慣れの問題だとは思いますが。現時点では、右fnキーに地球マークが描かれているのがM1 MacBookの証です。

電源ケーブルはUSB-Cなりに少し太くなりました。「Apple USB-C充電ケーブル」と呼ばれているもので、USB3.0には対応しない(2.0まで)ということです。

ポート類はだいぶすっきりしてしまいましたね。
USB-A×2、イヤホン、HDMI、Thunderbolt×2、SDカードスロット、電源 だったものが、
USB-C×2、イヤホン だけになってしまいましたからね。何か対策が必要です。

M1プロセッサ登場でまたMacに「伸びしろ」が作られてしまったので、長く使える気がしませんが、現状とても気に入っています。

余談ですが、製品のカートン箱、MacBookを取り出したあとにふたを閉めると、勘合がぴったり過ぎてもう開きません。(MacBookが入っていれば重みで開きます。)

古いMacBook Pro Late2013ですが、下取り1.7万円程度のとのことなので、どうしようか思案中です。Boot CampでWindowsを入れて高校に進学するムスコにあげるにしても、2013年モデルでは少しスペックがしょぼいような気もしますし…。

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