メーカーOP LEDヘッドライトの照射ムラ

Audi A3のメーカーオプションのLEDライトパッケージ、キレがよく目立つ方向指示灯や、多数追加される室内イルミなど、あとで弄ることを考えれば14万円はお買い得です。



カップホルダーも光りますし、



ドアノブまでもが光ります。しかもナビ画面から輝度調整可能です。もちろん各席の足元も光ります。



ただ、肝心のヘッドライトとしての性能ですが、明るさはともかく、配光ムラがひどいです。上の写真はLEDヘッドライトで照らした路面ですが、明るいところと暗いところがあるのがお分かり頂けるかと思います。設計自由度が高いはずの次世代のヘッドライトとしてはあまりにもお粗末と言えるでしょう。



構造を確認してみました。
どうも天面から下方向に照射した光を、V字型の鏡で前方に屈折させて照射する仕組みのようです。

19

図で描くとこんな感じ。
この鏡が凹面鏡だったらまだ良かったのですが、V字型、しかもこのユニットが複数個あるので、どうしても照射エリアも満遍なくというわけには行きません。

すべてが理詰めで作られるAudi車において、どうしてこのような設計にしたのか全くもって理解できません。外から見た際のクリスタル感を優先したのでしょうか。

アフターマーケットのLEDライトの方が照射範囲の明るさが均一だったりするのを見ると、純正なのになぁ…と残念な気持ちになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました