トイドローンTello、外に出る

今日は4/20発売の任天堂の段ボール工作をされていた方が多いんじゃないかと思いますが、私は先日購入したトイドローンTelloをようやく飛ばしました。

自分はあまり真面目にドローン市場をウオッチしていなかったので的外れなことを書いてしまうかも知れませんが、このTelloはコントローラーにスマホを使うことで1万円ちょっとという低価格で動画撮影までできるという優れものです。

1.5時間充電すると13分飛べるのですが、まずは手始めに室内で飛ばしてみました。

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気圧センサ、カメラ(アイサイトみたいなもの)、ジャイロセンサによるループ制御がかかるので、3千円程度で買えるオモチャのラジコンヘリとは全く違う、ドローンらしい安定感です。

慎重に飛ばせば自宅の2Fから(自分は2階にいたまま)カメラ映像だけで1Fに降りて、また帰ってくる、なんてスパイっぽいこともできますが、だいたいそれでバッテリー切れになります(笑。しかもそれなりに甲高い音がするので、飛んでいるのは家中どこにいても分かります。

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もう1度充電して、今度は2Fベランダから外に出てみました。今日はそれなりに風のある日で、1回目の外出では外に出た瞬間に上昇気流のような風に煽られて屋根の上の見えない方まで行ってしまいかなり焦りました(稼働音を頼りに戻しました)。2回目の外出は慎重に出ていったのでなんとか普通に戻ってきましたが、ドローンの何たるかをさわりだけでも学んだ気がします。

つまり、いくらカメラやセンサー類で現在位置を把握して、操作がなければ現在位置に留まろうという制御が働いていたとしても、クルマがタイヤのグリップ力以上の力を出せないのと同じように、本機が生み出せる反力には限界があるわけです。

あとはバッテリー残量がなくなる前に戻れないと、徐々に高度が下がってやがてそこに着地するので、そのとき「戻ってこられない場所」(海の上だったり、屋根の上だったり)するとかなりマズイです。特に風が吹いていると一生懸命に戻そうとしても戻れないことがあります。例えは悪いですが、まるで川の濁流に呑み込まれて流されていくような状況に似ています。

基本的には風が吹いているときには使えないと思った方がいいですね。

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説明書は製品梱包箱の厚さ方向が冊子の幅という豆本のような作り。私がこれを目を凝らして一生懸命読んでいたら、「大きな人が小さな本読んでる」とツマに笑われてしまいました。

やっぱりバッテリーは1本では足りないですね。早く純正バッテリーの出荷始まらないかなぁ。

 

コメント

  1. vanima.jp より:

    私も工場内の作業風景撮影なんか用に200gドローンを持っております。
    DJIは頑なに200gクラスを出さないんですよね。なんでなんでしょう…?

    ウチは子供がまだ小さいので
    父親 コントローラで操作係
    子供 スマホに転送されたカメラで撮影と指示係
    で作業分担して遊んでおります。

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