今年買ったものを振り返るエントリですが、ちょっと買ったものを全て羅列するのも閾値をどこにするかでアレだなぁと思って、一番「買ってよかった」ものを1つだけピックアップします。
それがこれ、FUJIFILM X-Pro2(2016)。もちろんこの年式ですので中古です。珍しく塗装ハゲのほぼない個体を見つけました。(背面液晶の縁がわずかにハゲていましたが補修しました。)
2020年正月に X-T30 を買って5ヶ月で手放しましたが、やはりフジフィルム機の魅力には抗えませんでした。一瞬 X-T2(中古)も買ってみたのですが、自分がフジに求めてるものがちょっと違うなと1ヶ月足らずで手放し、X-Pro2 にしてようやく満足しました。X-T2 だとどうしてもメイン機の EOS RF System と比較しちゃうんですよね。でもこの X-Pro2 くらい別物になると、比べようという気になりません。
全身メタルのボディは写真を撮らなくてもこねくり回しているだけでも気持ちが安らぎます。これは EOS にはない感覚。
レンズは XF23mm F2 R WR(こちらは中古との値差が少なかったので新品を買いました)。この先すぼまりのレンズを使ってみたかったんです。いやーカッコイイこれ。
ネックは年式が古いので壊れた時にメーカー修理ができないことですね。
この江ノ島の写真は本機によるもの。これこれ、求めてたのはこれですよ。フジの描写。数を打って歩留まりを稼ぐのではなく、1枚1枚大事に撮っていくスタイル。期待していなかったのですが、1枚目の水平線なんか真っ直ぐすぎてビックリしました。
本機は X-Proシリーズの最後の MADE IN JAPAN 機でもあります。これが購入動機の1つではあるのですが、X-Pro3にしてしまうと背面液晶が常時見えないなど、ちょっとストイックすぎるなぁと思いまして、Pro2に。
サイカ先生によるショット。サイカ先生の写真は見切りには拘らない(私だったら画角に入れないものが結構映り込んでる)のに、味があるんですよね…。自分は画角に余計なものが入らないように努力しているんですが、必ずしもそれはマストではないことを示唆されているようです。
この X-Pro2 でも今まで自分が撮っていなかったような表現ができるといいなと思っています。
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