ドコモの新料金プラン:そして何も変わらなかった

ドコモが先日新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を発表した際に、通信と端末の料金プランが完全に分離され、すなわち「月々サポート」のような施策がなくなることに関して、

「端末購入補助は、独立で考える。全く補助がないと、お客さまがお求めにくくなるので、少しでもお求めやすくするアイデアを検討中」

と言われていたので期待していたのですが、その内容が本日発表になりました。

ドコモが最大12回分の割賦を免除する「スマホおかえしプログラム」

36回払いで購入し、2年で端末をドコモに返すと、残りの12回の支払いが免除されるというものです。つまり、長く使うと割高になるという施策です。通信料の方は長く使う人が不利になる従来の方式を改め、端末の方は長く使うほど損をするという、一貫性のないプランです。要は、トータルで見ると従来と比べてほとんど安くなっていない(2年間で従来比5%程度しか安くならないという試算結果もある)ということは言えると思います。

そころが今回目を惹く改訂が1つあって、今後「ギガホ」が始まった後に携帯の機種変をしても、従来の料金プランはそのままにできるそうなのです。今までは携帯の機種変をすると、その時の最新の料金プランに強制的に変更させられていたので、これはわりかし大きな変更と言えるかと思います。

ただ、トータルで見れば、値下げを期待していた自分がバカでしたね。ドコモがいかに自社の懐をいためずに政府の要求に応えるか、ということを一生懸命考えた結果ですね。よく考えますね。まぁこの仕組みが生命線だから頑張るか。

コメント

  1. ひろし より:

    残価設定ローンみたいなものでしょうかね。これなら、いっそ5月中に駆け込みでドコモwith契約して、端末はドコモ以外から調達した方が良いのではと思ってしまいます。

  2. Kumadigital より:

    仰る通りですね。ドコモwith最強ですね。

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