マルニ工業 応急パンク修理液

A3をリコール修理に出したら、ちょうど7年目の車検半年前と言うこともあって車検見積もりを取られてしまったのですが、その内容がかなり盛り盛りでこのディーラーでは見たことがないような内容でした。たとえばスプレー(バルサン?)式のエアコンクリーニングだったり、ガソリン添加剤(しかも知ってか知らずかメーカー規定量の2倍)だったり、900円近く取るウインドーウオッシャー液だったり、スペアキーの分まで合わせてCR2032×2個で1,000円取るキーリモコンの電池だったり、エンジンオイル+フィルター交換で27,000円だったりとか諸々で合計36万。要らないもの削ったら21万くらいにはなりましたけど、その中で「おや」と思ったのが、2019年8月に期限が切れていたという車載のタイヤパンク補修剤。

 

ボトルはもう捨ててしまったので取説しか残っていませんが、2019年以降、点検も車検もあったのになぜそれから3年も放置していたのでしょうか。2016年納車なので寿命は3年だったと言うことですよね。

それでその交換部材(VW Audi純正タイヤ補修剤(シーラント)5G0012619 )が ¥8,580 もするシロモノで、 もはやちょっとしたスペアタイヤ並みの値段。これがクルマの寿命を迎えるまでには2〜4本は交換する訳ですから、いくら「スペアタイヤのほとんどは使われないので、環境に優しい補修剤にしました」と言ったって、補修剤4本あったらよほどスペアタイヤの方が環境負荷軽いと思いますけどね。

さて国産車用だとどうなってるのかと調べてみたら、同じようなものが2千円ちょっとで売られていました。こういうのでいいんだよこういうので、ということで、VW Audi純正に代わり日本唯一の補修剤メーカー「マルニ工業」の修理剤を購入しました。これは多くの国産車で純正採用されているようですね。

 

VW/Audiと違って寿命は6年あります。使い方は純正とで、バルブを抜いた状態でこの液をタイヤに流し込み、ポンプで加圧します。使ったあとの処理が面倒なのでできるだけ使わない方がいいのは確かです。

難点はボトルが少し太いので、車体側の収納場所の切り欠きに入らないことですね。もっとも、スペアタイヤがないために余剰スペースはあるので、そこに放り込んでおけばOKです。

果たして気になるのはもう1台の車パッソですが、確認したところ補修液ではなくスペアタイヤが入っていました。そういえばそういう注文したっけな。偉い、当時のオレ。

今更だけど、A3にもスペアタイヤ買うかなぁ。結局スペアタイヤの方が使い勝手がいいんですよね。

 

ところで盛り盛りの車検見積もりを出してきたディーラー、今までこんな店ではなかったんですが何か最近雰囲気が変わりましたね。半導体不足で売れるクルマの玉がないのは知ってますけど、それをユーザーに転嫁するのは筋違いじゃないですかね。

 

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