SONY MDR-1000X CM 購入

ふと思い立って、MDR-1000Xを衝動買いました。もうだいぶ前に出たのかと思っていたら、最近出たんですね。



購入目的は、何となく、ワイヤレスヘッドホンも1つあったらいいかなぁと思って。iPhone用というよりは汎用です。普段持って歩く荷物にこんな大きいのは絶対入らないので、長距離の出張とか、自宅仕事で集中したい時用ですね。

最初はむってぃーさんとお揃いで Walkman NW-A30(A35) を一瞬買おうかと思ったんですが、いやまてよ、それよかMDR-1000Xの方が自分の用途に合ってないか?とも思い直しました。圧縮音源をハイレゾ化する DSEE HX 機能も入ってるし。

MDR-1Aがすごく良かったので、全部入りのMDR-1000Xは間違いないだろう、という確信めいたものはありました。通勤用のイヤホンとしては充電が要るものは否定派なんですが、基本的に家に置いておくもので時々出張用なら許容できます。

MDR-1Aをワイヤレス化したMDR-1ABTというのもありましたが、MDR-1Aは手元にあるのでそれではちょっと面白くないと思ったんですよね。でもMDR-1000Xを見たとき、よさげな直感があったんです。なので現物も見ずに買いました(ぉ





大きいと言ってもそれなりにコンパクト収納できて、内部で傷つきにくいように仕切りを設けるなど配慮されたセミハードケース付きというのも私的にはポイントが高かったです。

色はグレーベージュ。ラインナップは他に黒がありますが、この質感の黒だと、指紋が目立つかなぁと思って。それにこういう色結構好きなんですよね。



ケースの底には収納法も描いてあるのが親切。同梱のエアラインアダプターを収納するポケットも仕切り板に付いています。あれ?でもワイヤードで使う場合のケーブルはどこに収納するの…?

ケースに付いている短いループストラップは、意外にもボタン式でループを開くことができます。どういう用途なんだろう…。



愛用のMDR-1Aと並べてみました。
MDR-1Aの方がデザインは好みなんですが、MDR-1000Xの方はh.earシリーズにも通じる、ソニーの新世代デザインの流れを汲んでいますね。実ボタンは左耳側に集中していますが、右耳側がハウジングの平面部がタッチパッドになっていて、再生/停止、曲飛ばし、音量調整、そして全体を掌で覆うことで外の音を通過させる「外音取り込み機能」が作動します。

装着感はMDR-1Aの方が緩い感じ。MDR-1000Xはバッテリーが入っていたり重量が重いので、頭を締め付ける力を強くしているのだと思います。また、頭のてっぺんに当たる部分のソフトパッドは、MDR-1Aの方がソフトで気持ちいい感触でした。



デザインも見た目の軽快感を目指したんでしょうけど、MDR-1Aの方は伸ばしたときのみステンレス板がむき出しになるのに対し、MDR-1000Xは頭のてっぺんの方までステンレス板がむき出しのデザインです。これもMDR-1の方が好みだったなぁ。



MDR-1000Xの方はイヤーパッドの縫い目の位置が顔に当たらないように工夫されています。ただ、縫い目が気になるか?と言われればどっちも気になりません。



付属品一式。USB充電アダプタは附属しません。



試聴してみます。電源を入れたりするとエコーがかかった英語の女性の声でガイダンス流れます。ノイズキャンセリングボタンを長押しすると、頭の形や髪型などに応じてNCの効果が最適化されるキャリブレーションが実行されます。どういう仕組みなのか全く想像が付きませんが、このプロセスはとても未来っぽいです。

音質ですが、MDR-1Aとの音質比較になりますが、一聴して分かるのは低音が出ないですね。MDR-1Aの音に慣らされていると物足りないです。ドライバーユニットは同じだと思っていたのですが…。ワイヤレスというコンセプトからしても、聴き疲れしない音を目指したのかも知れません。またはバッテリー持続時間との兼ね合いで、とか…?

しかし高音の艶やかさはさすがDSEE HX機能搭載モデル。ウオークマンのそれと似たような働きをしている筈で、高域が艶っぽくなります。これを聴くとMDR-1Aで聴く圧縮音源は、高域がザラッとしているのが分かります。

うーん悩ましいですねぇ。MDR-1Aの低域に、MDR-1000Xの中高域だったら最高だったんですが、これでは MDR-1A を手放すわけには行かなさそうです。

業界最高クラスに効きがいいというNC機能ですが、ホワイトノイズとは無縁ではないですが、確かに騒音カットの効きは凄いです。これで休日自宅仕事も捗りますね(泣



ケースの背面にポケットを発見しました。ケーブルはここに入れろってこと?収まり悪いなぁ。



箱比較。MDR-1000Xの方がコンパクトなんですね。

DSEE HXがオフできないこと、音質がMDR-1Aの延長上にはないこと、意外と音が漏れるのが想定外でしたが、まぁこれだけの価格になれば、これくらいいいものにはなりますよね。決して安くはないですが、我が家のPanasonicのテレビの内蔵Bluetoothにも繋がるし、iMacの背面に手を回さなくてもヘッドホンが使えるし、色々な用途に使い倒せそうです。PSVR用としてはちょっと大袈裟すぎますが…。


ステレオヘッドホン MDR-1000X CM

コメント

  1. ちゃと より:

    ご購入おめでとうございます(*´ω`*)

    前の100ABNを持っていて1000Xの購入を検討しているのですが、音漏れしますか?
    100ABNは太ももなどに挟んで確認すると、外に対してはほぼ無音になるので同じかなぁと思っていたのです。

  2. Kumadigital より:

    普段使う音量によると思います。私は少し大きめで使ってるんだと思います。

  3. ちゃと より:

    おお、参考になります。
    ありがとうございます(*´ω`*)

  4. より:

    音質、デザインともにmdr-1abtがニーズに合いそうですね。dseeは専用アプリを使ってオフに出来るのでは

  5. Kumadigital より:

    いや、1ABTだとノイキャンがなく…

タイトルとURLをコピーしました