凄い映画です。原作ナガノ氏の鬼才ぶりが遺憾なく発揮されています。
先週土曜日に一度観ましたが IMAXで観ていないことが心残りになってしまい、調べたところ スパイダーマンとかモアナの関係で IMAXでの上映は今日までと知り、慌てて最終上映の会を観てきました。
妻も軽く誘ってみたところ観たいというので妻も2回目。エグゼクティブシートは並びでは取れませんでしたが。さらに娘にも話したところ「実はもう1回観たいと思っている」とのことでしたが夜勤のため同行できず。息子は友達ともんじゃ焼きを食べに行ってしまいました。

こんな簡単な絵柄の映画を IMAXで観てもしょうがないだろう?と思っていたのが浅はかでした。画質面では確かにその通りなのですが、大画面によるセイレーンの怖さ、そして高音質による 撲殺サウンド 鈴木みのり(フレイア・ヴィオン)の Yami_Q_rayもびっくりの歌声。マクロスΔで8,000人からオーディションで勝ち残った実績は伊達ではないです。劇伴もいいですしね。OPの「くつずれ」(歌:ハチワレ/田中誠人/16歳)ですでに泣きそうになるし、EDの「机さする」(歌:ちいかわ/青木遥/15歳)も涙を堪えるのが大変です。

しかも映画公開に合わせてサントラごと配信されてるのいいじゃないですか。パンフ観ながら配信を聴けば映画の余韻を反芻できます。「机さする」は合唱にも適した曲だと思うので、コンクールとかで流行りそうな気がします。というか、本当にいい曲なので流行ってほしい。歌詞の「あの場所にいつか行ってさ/見つけようね約束」って映画の結末のその後のことを書いていると思いますが、きっと「約束」そのものは見つけられずに、「約束の痕跡」だけが見つかったりするんですよ、きっと。そういうことまで想像させられます。「くつずれ」の方は配信音源がすでに合唱ですが、ちょっと歌詞がファンキーすぎるのでコンクール向きではないかな。
しかし絵は簡単、セリフはミニマムなのに、あの心の揺さぶられ方はなんなんですかね。1回目鑑賞時はとにかくあの原作がそのまんまアニメ化されていることに感動しましたが、2回目となると余裕が出て、ラストシーンのキャンプファイヤーで永遠に二人で生き続けることを決意したヒトハとフタバが互いに手をぎゅっと握るシーンと、それを見てすべてを理解したちいかわに感動しました。妻の席の後ろの人もそこで泣いていたそうです。このシーンはセリフが一切ないんですけど、あの簡単な絵柄で「決意」と「決意したことを理解して自分の中で腹落ちさせた」を表現するって凄くないですか。
「島二郎」については原作の登場時の3面図で笑いましたが、映画になると5面図になりますからね。そこ注力するんだwww(わかっていらっしゃる) と吹き出し不可避でした。

パンフレット裏表紙の水飛沫加工は画像処理で着色するとなんとも不穏な感じに。
ところで入場特典のチャームは、初回鑑賞時4人で行ったので4個、2回目は2人で行ったので2個、すなわち我が家には合計6個あるのですが、ランダム配布のはずなのに6個中5個が「モモンガ」で1つが「ハチワレ」って偏りすぎじゃないですかね?
映画となった「島編」は原作8巻に掲載されています。

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