ヤマハめー、こんなところで越えられない壁を作りやがって

Electone STAGSEA mini ELB-01とSTAGSEA スタンダードモデル ELS-01を比較して触れる機会があった。

俺は楽器はからっきしダメなのだが、ツマから引き継いでムスメが90年代初頭のEL-90で練習中。EL-90は筐体は丈夫なものの、液晶がお亡くなりかけてるし、なにより電気部品が17~18年目くらいなので寿命を迎えそうな時期だ。

ELB-01とELS-01はなんと3倍の価格差がある。ぱっと見た感じ、素人には液晶の大小くらいしか目にとまらないが、一番の違いはキーボードにあった。パソコンのキーボードにたとえるなら、980円のラバードーム式キーボードと、Cherryの白軸採用の1万円のキーボードくらいの違いがある。ELB-01は使い込むと腱鞘炎になりそうなほどタッチが悪い。

ELB-01は本当に「これから長く続けられるかどうか解らないのでとりあえず様子見の1台」でしかない。すでに過去機種で経験を積んでいるのであれば、ELS-01以外あり得ないのではないか。

にしても、Electoneはコストパフォーマンスが悪すぎる。ELS-01が70万円だなんて、価格競争がない業界の製品ってのはこんなもんなんだな…。

ヤマハには「ヤマハ音楽教室」というキラーサービスがあり、他社が容易に参入できる見込みはないため、これからもElectoneの価格が劇的に下がる見込みはなさそうだ。

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