妻に「最近美術館に興味があるようだから大奥展を見に行こうと誘われ、上野公園の東京国立博物館に行ってきました。暑いのがイヤなので車で行ったのですが、えらい道が混んでましてね…行きも帰りも通常1時間くらいのところ、倍の2時間かかりました。特に行きしなのナビの誘導が変で、ナビの言う通りに深く考えずに走っていたら、第三京浜→玉川出口→用賀から首都高3号線→渋谷→臨海副都心(=お台場)→レインボーブリッジ→銀座→上野 という謎のルートを案内されまして…まぁ帰りもストレートに湾岸で帰ったら行きと同じ2時間だったので、ルートはおかしくても時間的にはさほどおかしくなかったということか…。
まぁとにかく着いたし、ちょうど昼時だったので、まずは敷地内の「ホテルオークラレストラン・ゆりの木」でお昼を。なんか昨晩寝る前にどこかでカツ丼の写真を見たせいかなんとなくカツ丼脳になっており、妻や娘がホテルオークラらしいシャレオツなメニューを頼む中、地味なカツ丼を。
出てきた瞬間、「小さっ!」って言っちゃいましたね(笑。コンビニ弁当よりは大きいですが、お店で、しかも一流店で出るカツ丼としてはびっくりする小ささ。妻か娘と同じものにすればよかった…とちょっと後悔。味噌汁含め、味は良かったです。
2年ぶりですね。前回は「古代メキシコ」でした。なんでいつも夏休みに来るんだろう…。
大奥、全然分かりません。ドラマも見たことないし。
大奥と言えば、江戸城の一角にある、将軍という国家元首の婚姻や世継ぎ作り、私生活全般を国家プロジェクトとして管理する「部署」というイメージですが、近年、そのサバイバルな生き方がフェミニズム的に再解釈されて、存在の評価が高まっているらしいのです。なるほどー。
ただ、入場料 2,100円するだけあって、展示のスケールと物量がすごいです。無反射ガラスとか所々使ってあって、まるでガラスを介していない、生で見ているような錯覚を覚える展示がいくつもありました。
これは売店。
大奥展の方は大半が撮影禁止でした。ゾーニングされています。
大奥展の方だけで観るのにたっぷり2時間かかりました。
疲れたので、1Fにある「鶴屋吉信」の冷たい抹茶と菓子で一休み。
この抹茶、スタバのフラペチーノより高いんですが、いや美味い…。菓子もすごい上品で驚きました。
せっかくなので常設展の方も。
透けるモニタ。どういう仕組みなんでしたっけ。
常設展の方はかなり早足で観ましたが、それでも1時間はかかりました。
常設展の方の売店。いやすごい品揃え。特に本。
娘はマイメロの論語の本が気に入ったようで買っていました。妻の方はなんか私にはよくわからない本を。
特別展(平成館)と常設展の建屋って別棟なのに建物が繋がっているのを知りませんでした。特別展の方から来るとここ、常設展の方の玄関入ってすぐにある有名な階段(ドラマ・半沢直樹などで使用)が最後に現れることになります。通常と逆コースですかね。
にしても、東京国立博物館はやっぱり別格です。何もかもレベルが高い。さすが「東京」「国立」って感じがします。
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