TVキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
ではインプレッションなどを。
購入時は画質はいわゆる「店頭モード」に設定されており、眩しすぎる。
兎にも角にも調整が必要。色々試行錯誤したが、まず最初やるべきなのは「コントラスト」を「ダイナミック」から「リニア」に変更することだと解った。これはいわゆる「ガンマ」のことのようで、ここを弄ると画質の根底が変わってしまうので、まず最初に弄る必要がある。
あとは明るさ、黒レベル、色の濃さあたりを弄って部屋の明るさに合わせたお好み映像に調整すればよい。Panasonic Vieraのような明るさセンサは付いていないので、日中でも夜間でもそこそこ見られる適当な明るさに調節する必要がある。
音声の方は似たような調節機能が多数あり、訳がわからない。高音、低音の調節の他に、SRSサラウンド、BBE、TruBass、TruSurround、があり、正直、どれを使っていいのか解らないので、まずはすべてOFFにして1つ1つONにして効果を確認しながら音質を追い込んだ。
画質、音質はデジタル放送、アナログ放送、外部入力1~5のそれぞれ別個に設定できる。できれば、ある1カ所で調節したものを全体に適用するオプションが欲しいところだが、それはないので合計7回(デジ、アナ、入力5系統)調整することになる。
音質調整でおもしろいのが、デジタル放送に付加されるジャンル情報を元にして、音声のモード「ミュージック」「シアター」「スタジアム」を自動切替する機能。ただ俺は音声は自分で追い込みたいタイプなので、この機能は使っていない。
専用スタンドにはスイーベル機能があるが、周りにヌイグルミやら子供のオモチャを置かれてしまったので回せないでいる。
設置時には付属のアンカーを活用して地震時の転倒防止のヒモを付けてみたが、専用スタンドは結構前方向に長足で、手で倒すマネをしてみたが、なかなか倒れない。これが倒れるときは他のタンスや冷蔵庫も倒れていると思う。
以前のブラウン管ではムスメが画面をギュウギュウ押していたので今度のでも同じマネをされるかと思ったが、案の定、早速同じマネをされた(滅 ただスイーベルスタンドのせいで、押した力で大画面がグルンと回ったのが、ムスメにとって相当腰が抜けるような出来事だったようで、ビクッとしてそれ以来1度も画面に触れていない。
そういう風にもし指紋でベタベタにされたときのために、東レの「トレシーZ」クリーニングクロスが付属する。これは良い。
デジタル放送のチャンネル切り替えはかなりかったるい。これはこの機種がかったるいと言うよりは、デジタル対応テレビはどの機種もかったるいので放送規格の問題のように思う。チャンネル切り替えがかったるい代わりにEPG(番組表)の起動は爆速なので、ザッピングをする前にEPGを起動して目的の番組の目星を付けるのが癖になりそうだ。EPG以外にも「かんたん選局」という機能があるが、この機能自体を起動するのがキー操作2~3ストローク必要で、だったら1ストロークで瞬時に起動できるEPGの方が使いではあると思う。
画質だが、1125i放送(ハイビジョン放送)はやはり綺麗である。一方、525i(今までのアナログ放送)はブラウン管よりアラが目立つ。これはPhotoshopなどでもそうだが、元々525(有効480)本の走査線号の信号を1080本に変換しているのだから、そのスケーリングのアルゴリズムに画質は大きく左右される。メーカーには525i信号からのスケーリングにもう少し注力してもらいたいと思うが、525i放送自体が終了方向なので、そこにあまり開発費をつぎ込む気はないということか。
とはいえ、W37P-H9000の場合、525i信号の画質はかなりマシな方で、友人宅で見たシャープのAQUOSなどメタメタだった。パネルの違いと言うよりは、シャープのテレビはこみ入った絵作りをしていないように感じる。AQUOSは素材の信号の善し悪しをストレートに出してしまう傾向があるように思う。
外部機器として東芝のRD-XS57をHDMI端子で接続してみたが、D端子接続と比べてあまり意味を感じなかった。メリットといえばせいぜい映像と音声が1ケーブルで接続できることだが、画質的にはD端子と比べて明確なアドバンテージは感じなかった。
RD-XS57は525i信号専用のレコーダーなので、ハイビジョンプラズマに接続すると、画質のアラが目立ってしょうがない。東芝を含め何社からは1125i信号が記録できるハイビジョンレコーダーも出ているが、どのメーカーもハイビジョン記録はHDDまでで、DVDに落とした時点で525iになってしまうので、やはりBlu-rayなりHD DVDなりの実用的な価格での登場が望まれるところだ。
そういえばこのプラズマにはファンが少なくとも2機積まれているが、ファンの音は全くしない。代わりに、リアパネルに耳を近づければどこかの回路から「じー」という音はする。でも視聴時に聞こえるようなものでは全くない。
リモコンのキーは節度があり、カチッとした押下感のするタイプ。円周上に配置されたキーのブラインドタッチのしやすさを含め、出来はなかなか良いと思う。
コメント