Intellumouse Opticalの唯一の欠点である「ケーブルがある」点に僅かなストレスを感じ、Wireless Laser Mouse 8000(以下WLM8000)を入手してしまった。1月一杯はキャッシュバックキャンペーン中だったので。
しかしこのWLM8000、Leopard(10.5) + Apple Wireless Keyboardとの組み合わせで使う場合、たいへん使いこなしが難しい。
- Apple Wireless Keyboardと併用する場合、iMac内蔵のBluetoothアダプタを使うと、Leopard環境ではマウスの接続が繰り返し解除されたり、再接続できなかったり、ポインタの動きのスムーズさが失われる場合がほとんどで、実用にならない。
- WLM8000は動かしただけでスリープが解除されてしまう。それを嫌ってコンパネの「Bluetoothデバイスがスリープを解除することを許可」のチェックを外すと、スリープ解除時にパスワード入力が必要な環境ではApple Wireless Keyboardからのパスワードの入力ができなくなる。
- WLM8000は電池が入っているので重い。それでも単三電池1本なのでワイヤレスの中では比較的軽量な方だとは思う。一方Intellimouse Opticalはマウスの中でも最軽量の部類なので、そこから乗り換えるとマウスを浮かせるような操作の場合にたいへんな重さを感じる。マウスを一切浮かせないような操作をしている場合は我慢の範疇である。
- WLM8000を動かしてもMacがスリープ解除されないようにするには、スリープさせたあとに素早くWLM8000の裏の電源を切るか、スリープ前にWLM8000の電源を切った上で、キーボードのCommand + Option + Ejectでスリープさせる必要がある。
- WLM8000付属のBluetoothアダプタをUSBハブに接続した場合、iMacのスリープ解除後にWLM8000が認識されないという問題が発生する。この場合iMac本体のUSBポートに接続すればOK。
- Intellipointソフトウエア(コンパネ)の「パフォーマンススライダ」を「パフォーマンス優先」にしないと、ホイールの素早い操作についてこられない場合がある。
- WLM8000が不安定だからと有線のマウスを併せて接続していると、ファーストユーザスイッチでユーザーを切り替えたあとにマウスカーソルの速度が一時的に異常に速くなったり、Safariで「進む」「戻る」ボタンが効かなくなったりする。有線マウスを抜いて、Macを再起動すると改善。
- WLM8000のホイールクリックが激重。
結論として、「ケーブルのストレスから逃れる」ために、「マウスが重い」「動かしただけでスリープ解除してしまう」「ホイールクリックが激重」という別のストレスを抱え込むことになる。手に負担をかけない、ワイヤレス関係のトラブルに巻き込まれないという意味では、総合的にはIntellimouse Opticalに勝るものはないように思う。
↓右側の商品は5個パックでしか買えないIMOの黒モデル。
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