教訓

ムスメの勉強机の位置の模様替えを行った翌日、ムスメがプンスカしていたので理由を尋ねると、とにかく見て欲しいと言う。私は帰宅直後で夕食をレンジでチンしている最中だったが、ムスメが指し示す場所を確認してみると、模様替えで机の下から外出しになった引き出しキャビネットの天板に、直径5cmほどの何やら丸い汚れが付着していた。ムスメいわく、弟が濡れたコップを数時間放置して置いたらこうなっていたのだという。

私の目には何かコップの結露の水とホコリが混じったものが固まってしまっているように見えたので、ムスメに「お湯を固く絞った雑巾で拭いてみ。キズになるから強く擦らないで」とアドバイスして、自分は食事を摂り始めた。

しばらくするとムスメが半べそで「汚れが落ちない」と言ってきた。どれどれと本格的に状況を確認すると、加減が分からないムスメが力を入れすぎたようで、天板が破けていた。これは大塚家具の学習机と本棚とキャビネットがセットになった商品だったが、キャビネットだけは無垢板ではなく化粧合板でできていた。

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「いやぁこれ力入れすぎて破けてるだろ。これは治らないよ」

とムスメに告げると

「これ大塚家具なんじゃないの!? 大塚家具はちゃんとしてるんじゃないの!? ここだけ交換できないの!?」

とさらに泣きべそになった。
うん、大塚家具だけどな。ここは部分的にコストがかかってないなぁ。そこをピンポイントで傷めちゃったなーという感じ。まぁ大塚家具=ヘビーデューティって訳でもないしな…。確かに父ちゃん、いろんなサービスパーツ入手して直しちゃうけど、化粧合板を接着組み立てしたキャビネットの天板だけを交換できるスキルはないなぁ…。

まぁ破けたところはともかく、汚れも一向に落ちていないので、うーむ、これは何の汚れだ?と目を近づけてよく見てみた。ん?これは…化粧版の内層に水を吸ってるだけ…?

熱で傷めないようにドライヤーでじっくりと温めると、汚れと思っていた痕跡は数分で綺麗に消えた。残ったのは、ムスメが擦りすぎてつけたキズだけである。

つまり私の誤った見立てで、ムスメは大事にしていた自分の机を自らの手で傷つけてしまったのだ。

一応、手持ちの「フローリングキズ用マニキュア」でキズ隠しはしてみたが、まぁ所詮この程度である。

懲りたムスメは「もうこれ以上傷をつけないようにマット敷きたい。マット買って。クリスマスプレゼントはマットでいいから!」と言い出した。キャビの天板のほかメインの机のほうもマットを敷きたいようで、Webでサイズオーダーできるところを何社か当たってみると、だいたいキャビ用+机用の2枚で12,000円が相場というところだった。

「12,000円するけど…買う?これクリスマスプレゼントにするの?」

「そんなに高いなら…いらない」

そうだよ。家の勉強机に付いたキズなんて、みんな思い出だよ。美術品じゃないんだから。
かくして、ムスメが色々な教訓を得た夜でした。

こういうのって、自分で痛い目に遭いながら成長するってのは分かってるけど、見てる方は辛いねぇ。

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「教訓」への2件のフィードバック

  1. “こういうのって、自分で痛い目に遭いながら成長するってのは分かってるけど、見てる方は辛いねぇ。”にすごく共感します

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