「進次郎米」に並ぶ人々を見て

週末恒例、1週間分の食料品買い出しに行ったのですが、例の「随意契約備蓄米」、一部では「進次郎米」とか言われてますが、2,000円/5kgくらいで販売する現場に遭遇しました。

が、長蛇の列はあれど、備蓄米がありません。

店員に訊くと、「入荷時刻、数量とも不明」とのこと。それじゃ、この、もう1時間半近く並んでいるこの70人くらいの人たちは、買えるかどうかもわからない、買えるにしてもいつ買えるかわからないもののために並んでいるのですか?と尋ねたところ、「そうです」と。

ぱっと見、並んでいる人々は年齢が平均して私より上に見え、若い人はあまり並んでいない感じでした。つまり比較的余命が短い人が並んでいたわけで、売り場にある 3,600円/5kg のブレンド米には目をくれず、さらに古い R3年度産だけど 1,600円/5kg安い米のために何時間も費やそうというのです。

余命は短いけど時間は余りまくっている(ように感じている)のか、あるいは今の年金では 3,600円/5kgの米は食べていけないので背に腹は変えられないのか、あるいはゲームに参加しているつもりなのか、なにも考えていないのか、いずれかかと思いますが、次はいつ再生産されるかわからないガンプラじゃないんですから、入荷時刻、入荷数量共に未定の行列に、私は並ぶ気にはなれませんでした。

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