新聞、止めました

所帯を持ってから25年間購読してきた新聞を止めることにしました。月間3,500円、年間42,000円です。

情報との偶然の出会い、限られた紙面に掲載される厳選された情報、その質の高いジャーナリズムを維持するために毎月対価(購読料)を払い、支えているという読者としての自負。子どもの教育のため、あるいは知的、文化的な生活水準を維持するための矜持と言ってもいいかもしれません。

ですが、とにかく読まないのです。我が家で読んでいるのは妻だけ。しかも読まない日もあります。一度も開かれることのない新聞が古新聞回収の束の何割かを占めている現状を考えた時、年間42,000円はとても勿体無く感じてしまいました。

私が若い頃、課長や部長は窓際で新聞を広げていました。ですが令和にはそんな管理職はいません。職場では今でも一応何紙かとっているのですが、幹部個室の前にあるので誰も取りにいきません(笑)。一方、娘の職場では新聞が各社取り揃えてあるらしいのですが(マスコミ関係なのでそりゃそうだ)、やはり手に取ることはないとのこと。

現在、日本全体の新聞購読率は約50%、その中で「配達してもらう形での世帯定期購読」は25.3%なのだそうです。4軒に1軒しか配達してもらっていないという、驚くべき低さです。その数字を見て「有料の情報に触れることを止めてしまった」という自分の不安を慰めているわけですが、「だったら電子版の新聞を読めばいいではないか」と思われるかもしれません。それはそうなのです。ですが、「毎日人間が配達するムダ」にお金を払うのが嫌になったというよりは、やっぱり「質の高い情報の対価だとしても、年間4万円はしんどい」というのが本音です。

なお前回更新時に3年契約をしてしまい、いまちょうど3年契約の1年目、2028年5月まで契約が残っているのですが、配達店の好意で違約金なしで途中解約をさせてもらうことができました。契約の謝礼品が1年でも3年でも変わらなかったというのも背景にあるかもしれません。

リューターや塗装をするときの下敷き用は Amazon で「それ用の新聞紙」が売っているのでそれを使おうかと思います。有料の情報としての新聞は、たまにコンビニで買う、くらいの運用にしようと思います。いろんな会社の新聞が読めて却って面白いかもしれません。

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