衝動が抑えきれずに、タミヤのペインティングブースをツインファン化しました。私がシングルファンのペインティングブースを買った時はまさにコロナ禍の最中で需要が爆発しており、シングルファンモデルが1万円ちょっと、ツインファンモデルが3万円くらいしていたのですが、現在ではシングルファンモデルは1万円ちょっとでそのまま、ツインファンモデルは1.8万円ほどで買えるようになっています。この値差だったら最初からツイン買っとけと思います。
しかしタミヤの良心的なところは、シングルファンモデルを買ったお客さんに、ツインファンとの「差分の部品」を売ってくれるのです。それを買えば自分でツインファン化できるというわけ。
そんな訳でタミヤのオーダーページから注文し到着した差分の部品。ファン付きモーター1つ、交換用背面パネル、ホースです。ホースは一般売りしているものなので Amazon で買った方が安かったことに後で気がつきました。それにしてもタミヤマークのついた箱が届くとワクワクが抑えきれません。本能レベルで刷り込まれてますね何かが。
モーターです。これを追加でつける訳ですが、電源スイッチも電源コードも2個になりますwww (元々のツインファンモデルもそうです)
シロッコファン。この状態で電源を入れないでくださいなんて注意書きがどこにも書いてないのがいい。ケガするのはわかってんだろ?くらいの勢いで、大人相手に商売している感じが心地よいです。
ツインファン用のバックパネル。これは今ついているものと交換になります。なぜかハンドルがついてきましたが、ハンドルは2つ目を付けるところがなく、特に要りません。なぜハンドルがついてきたんだろう…。
多分ネジを締めた際の密閉度を上げるためだと思いますが、少し反っています。ベンツのドアが少し内側に反ってるのと同じ理屈で。
一旦今ついているファンを外します。ここにはフィルターを通った空気が流入するはずですが、結構塗料が付着していますね。ただ、ここから先の排気パイプにはあまり付着していないので、塗料ミストはせいぜいここ止まりになるんだと思います。
本体側。中央では吸わない仕組みです。この吸い込み方法は近年のキッチンのフラットなタイプのレンジフードと似ていますが、タミヤの設計意図としてはここを通るまでに最大3回フィルターを通ることになるので充分ミストを集塵できるとのこと。
ツインファンで組み上がったので、今から「見せてもらおうか~の性能とやらを」をやります。
ティッシュをぶら下げて吸引力を比較。こんな感じです。Twinは騒音も大きいですけど吸引力もバッチリ。スペック上は吸引力がシングルの1.9倍になるようです。騒音も2つのモーターで打ち消す成分もあるようで、2倍にはなっていない印象でした。
やっぱり使わなかったハンドル。掴み心地はいいので、どこかにつけたい…。
ツインファンにしても、シングルファンの梱包箱に入るんです。普段はこうやって倉庫部屋に仕舞っているので助かります。もっとも、元箱に仕舞えることをシミュレーションしてから部品買ってますけど。
念願のツインファン化ができて満足しました。
コメント
増強おめでとうございます。
車のドアですが、少し内側に向けて反っているのはどのメーカーも同じだそうです。反っているのは、密閉性を高めるためではありますが、高速走行時に外側に引っ張られる負圧に耐えるためだそうです。普通、反り具合を強くしてより耐えられるようにするところ、ベンツはドアのウィンドウフレームの下側(付け根)に向かって厚みを増やし、構造で対応しているとのことでした(出典は「くるまはかくして作られる」のドアゴム編)。今はどうなんでしょうかね。