元SUBARU開発者・温水ひろし「終のクルマ選び」

先日YouTubeを徘徊していたら、「秘密基地ひろし」というchに出会いまして。

中の人は株式会社SUBARUを55歳で早期退職したエンジニアなのですが、さすがスバルに入社して、さまざまな名車を手掛けてきただけあって、話が理路整然としていて感服させられるんですよね。57歳(現在は59歳のようですが)で台本なしでここまで話せるのは凄いなぁと、そこに感心してしまいました。いや、もちろん、スバルを早期退職という引きの強さもありますけど、私が感心したのはトーク技術ですね。

そしたらですね、「秘密基地ひろし」の動画を見ていた小学館の中の人が放っておかなかったわけですよ。あれよあれよという間に「秘密基地ひろし」の本が出来上がってしまいました。それがこの「終(つい)のクルマ選び」。内容はYouTubeと被らないようにしたとのことですが、それでも全然別人格、別人生というわけにはいきませんので共通するところはありますが、その話はYouTubeで聞いたよ、という感覚は少ないのではないかと思います。

ちょっと私が膝を打った一節を紹介します。

自分が人生の最後にこの1台と決めたクルマに惚れ込んで乗る。そのクルマに対する愛情から、1日でも長くこのクルマに乗り続けたいと思う。そのためには健康に配慮して、タバコは止めるし、酒も控える。軽い運動をして体重もキープ、生活習慣病にならないように留意する。自然と体がシェイプアップされて、カッコいいクルマと並んでもちっとも痛くない。愛するクルマに乗り続けたいからこそ、あれこれジタバタしてみる。この最後の「ジタバタ」こそが人生の最後の幸福な一コマであり、終のクルマを所有する相乗効果だと思うのです。

温水ひろし. 終のクルマ選び (p. 116).

終のクルマは、人生を仕舞うためのものではない、むしろその逆、という発想。すごく元気をもらった気がしました。

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コメント

  1. こんどう より:

    このチャンネル以前はよく視聴していました。
    まさか書籍化されていたとは驚きです。

    私も50を超えて心身の不調の度に不安に苛まれる日々でしたが、これまで子供中心だった時間の使い方を、本当に良いのかな?と葛藤しつつも自分に向けてみることで、徐々に前向きな気持ちになってきました。人生を、明日のため頑張る、未来のため我慢する、から、今日を楽しむ、にシフトできそうです。

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