私も2つ愛用している Belkin のUSB-C チャージャーがモデルチェンジして、しかも待機電力ゼロとなったと聞いては待機電力マニアとしては気が気でなりません。私は手持ちの2個のうち、1個は常設で使っているからです。
在宅机の天板裏の様子です。
じゃあ、モデルチェンジ前のアダプタはいったいどれほどの待機電力があったのか、「ワットチェッカー」を使って無負荷時の消費電力を測定しましたので、その測定値を用いて計算してみます。
◾️計算方法1
電圧、電流、力率の測定結果を使用
電圧101.4V × 電流0.04A × 力率0.22 = 0.8923W
◾️計算方法2
積算電力の測定結果を使用
0.05KWh / 61.5時間 = 0.813W
まぁ平均とって 0.85W としましょう。
で、新型の待機電力ゼロを謳うアダプタ。メカスイッチを設けていない限り待機電力が真にゼロということはありませんので、待機電力ゼロを謳って良い基準値0.005Wだとします。
旧型の アダプタを、新型のアダプタに買い換えると、待機電力ゼロ効果で年間どれくらい電気代が節約できるか計算してみます。現在電気代の単価が 31円/kWh ですので、
(0.85W − 0.005W)× 8,760h × 31円/kWh = 229.4円
年間230円の節約になるそうです。10年使っても 2,300円。商品は4,890円。うーん、買い換えるほどではないかな…。
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