7年

衝撃と深い悲しみをもたらした「京都アニメーション放火殺人事件」から、2026年7月18日で7年が経ちました。

そして今年2026年は京都アニメーションにとって、もう一つの大きな節目でもあります。事件当時、スタジオの陣頭指揮をとっていた八田英明前社長が今年2月に亡くなり、それから初めての事件の日です。

今年も追悼式が執り行われましたが、事件現場(第1スタジオ跡地)へ近づくことは周辺が閑静な住宅地であることから、京都アニメーションによって禁じられています。聖地巡礼で追悼の意を表したい場合は、京阪「六地蔵駅」のホーム西端から現場の方向(見えます、上の写真参照、奥のベージュのフェンスが現場)へ向かって手を合わせるか、あるいは京阪「宇治駅」前に設置されている「志を繋ぐ碑」を訪れるのが良いと思います。

犯人(死刑囚)の処遇については、本人が控訴を取り下げたにも関わらず、弁護人が「控訴取り下げは無効」と主張しているそうで、一見「正気か?」と思えます。しかしこれは死刑囚が控訴を取り下げた理由の一つに、「控訴審でも自分の言動を弁護側から『妄想だ』と主張されることに不満があったから」というものがあり、弁護側としては、本人の精神鑑定や責任能力の有無を争うことが弁護方針であるため、本人のその突発的な不満による取り下げをそのまま認めるわけにはいかなかったようです。

控訴の行方も気になるところですが、これからの京都アニメーションの未来についても、若干の不安と期待が入り混じる複雑な心境を抱えている方は少なくないと思います。

事件前にすでに仕込まれていた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『響け!ユーフォニアム』といった大作は、超絶的なクオリティで完成に至りました。ただ、まもなく公開の「最終楽章 響け!ユーフォニアム 後編」を出し切ったあと、稼ぎ頭をどうするのか課題があります。新作として期待されている『二十世紀電氣目録』は注目作ですが、ヒットとなるかは未知数です。個人的には、画面を美男美女で埋め尽くさないと人気が出ないんじゃないかなと危惧しています。

これからも順風というわけにはいかないかもしれませんが、ファンとしては可能な範囲で応援し続けるくらいしかできませんが、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、京都アニメーションの未来に幸が訪れること祈念したいと思います。


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