KING SUPER LIVE 2014 DAY2

Kアリーナで開催されたKING SUPER LIVE(通称キンスパ)の DAY 2 に参加してきました。KING RECORDS所属のアニソン歌手が一同に会するライブと言うよりはフェスで、休憩時間20分を挟み公演時間は5時間以上。披露曲数は1日あたり50曲にも至ります。

DAY 1は田村ゆかり×堀江由衣の「やまとなでしこ」が突如パフォーマンスを披露して大量の古のオタクが成仏したらしいですが、DAY 2は特に大きなサプライズはありませんでした。→ありました、後述。

私はどちらかといえばKアリーナでのコンサートというものを体験したかったという気持ちが強かったので、知ってる楽曲の網羅率は半分以下でした。とはいえ、キングレコードの新人アーティストも多かったので、知らないのもある程度は仕方ありません。

初めてのKアリーナで割り当たった席は7階席。奥行方向より高さ方向に高いと言われていた通り、今まで体験したことがないホールの高さです。ステージセットの上端より自分の方が高く、傾斜もきつめ。プロ野球スタジアムの外野席ほどの傾斜ではありませんが、それでも一階席のペンライトが眼下になり、それが皆同じ方向に振られるものですから、まるでペンラの海の上空を飛んでいるような浮遊感があり、目眩を起こしそうになります。レーザー光線も自分より低い位置に照射されるのでなおさらです。上の写真をよく見ると、7階席最前列は立ち上がり禁止と書いてありますね。

ホール全体の剛性感も高そうで、観客が一斉にジャンプしても振動がとても少ないのが印象的でした。

音質の方は…まぁ展示ホールである幕張メッセとは全然比較にならないくらいマトモなんですが、逆にこんなデッド(残響のない)なホールでのライブなんて久しぶりなので、むしろ違和感を感じました。

違和感と言えば森口博子、マイクの質のせいなのか、ホールがデッドだからなのか、声が違いましたね…。コロナ禍の最中に歌唱力が低下していたのをテレビ番組からでも感じていたのですが、今回は完全復活。ですが、声が変わってました。ちょっと腰高になりましたね。ETERNAL WINDの「この目はまだ おぼえているから」のフレーズのところの僅かに唸るような低音がありませんでした。楽曲はETERNAL WINDのほかはまさかの「サムライハート」で、成仏したファンが多いのではないでしょうか。

森口博子以外は全員、生歌を聴くのは初めてで新鮮でした。「ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」でネタとなった堀江由衣、あれから20年…ようやく生歌を聴けました。さすがにファン層は入れ替わっているのか、奇声はありませんでした。

上坂すみれ、楽しみにしていました。歌ったのは「POP TEAM EPIC」と「ハッピーエンドプリンセス」というセレクト。私がもし「いま上坂すみれで聴きたい楽曲2曲は?」と聞かれればまさにこの2曲を選ぶ、というセレクト。POP TEAM EPICはライブ音源だと上坂すみれにカリスマ性が乗ったようで鳥肌ものですし、オーイシマサヨシ楽曲(ハッピーエンドプリンセス)はライブ映えしますねぇ。

高橋洋子=エヴァ楽曲はお腹いっぱい…とは思っていたのですが、エヴァ楽曲にしても「TENSIONS」という珍しいセレクトでちょっと新鮮。あと普段の喋り声がとっても聞きやすい。アナウンサーかと思うほどです。あの普段の声の綺麗さがあるからこそのあの歌の上手さなんだなぁと思いました。

あとはRISE。アニメEXTREME HEARTSは未見ですが、アイドルグループの楽曲はいいですね。

堀江由衣「アシンメトリー」は、ワルキューレ楽曲にも通じる若干昭和テイストがいいですね。

岡咲美保「ココロトラベル」はCD音源と全然違う。こういうのがライブの醍醐味ですよね。最近流行の低音ブースト系の再生環境で聞けばライブの感じが再現できるのでしょうか。

コラボコーナーでは保志総一朗(キラ・ヤマト)×森口博子が歌う「ターンAターン」など。何が何だか世界観が分かりませんが(笑。

そして本日一番のサプライズ。水樹奈々×岡咲美保の「DISCOTHEQUE」。

2014年のNHKのど自慢でまだ高校生でデビュー前だった岡咲美保が水樹奈々の前で「DISCOTHEQUE」を歌い優勝。


そして10年後、プロ声優になった岡咲美保が2万人を前に水樹奈々と「DISCOTHEQUE」を歌うという感涙展開。

「人生にこんなご褒美が用意されているなんて思ってもみなかったです」って、いいセリフだなぁ…。こういう話に弱いんですよ…(´Д⊂ヽ

ちょっとネタが多くて書ききれませんが、普段聴かない曲も聴いて、見識が広がった気がしました。

 

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