スペックは以下の通り
– Core 2 Duo 2.16GHz/RAM 2GB(BTO)/HDD 250GB
iMac G5(2GHz/RAM 1.5GB)からの乗り換え。CPU/メモリ以外はこれといった変更はない。DVDドライブがPanasonicからPioneerになったが、生産ロットによって両者混在するようで、それはiMac G5でも同じである。
メモリは2スロットあるが、標準だと512MB×2枚が装着されており、空きスロットがない。無駄なくメモリ増設したいユーザはApple StoreでBTOするほかない。標準のメモリを買い取ってくれる販売店もあるが、BTOと比べるとやや割高になる。
ハード的にはあまり新鮮みがないので、ソフト面を中心にインプレッション。
【Universalアプリ】
ATOK2006 特に問題なし。
iPhoto 出画の軽快度がUP。
Safari iMac G5では3バウンドで起動していたが、1バウンドで瞬時に起動する。レンダリングもさらに爆速に。かえってADSL回線の遅さが気になってしまう。
Google Earth スクロールが滑らかになったが、このアプリに関しては完全にADSL回線の速度がネック。
iTunes 起動が高速化。CDの読み込み速度は12x~20x程度で、5割くらい速くなったような。CPUは振り切れないので、おそらくCDの読み込み速度がネック。
【PowerPC用アプリ】
Photoshop CS 起動は多少遅くなった気がするが、時間を計らなければ解らないレベル。立ち上がってしまえば違和感はない。
Microsoft Office 2004 多少起動が遅くなったような気がしないでもないが、Photoshop CSと同じような印象。
ProAtlas X 地図のスクロールは高速になった。
Toast6 普通に動作するが、機能の隅々まで使ったわけではない。
CD Spin Doctor 2 ざっくり使ってみた感じ、普通に動作する。
マカエレ 違和感なし。
PhotoGrid 違和感なし。速くなった印象もない。
AppleWorks 違和感なし。速くなった印象もない。
【周辺機器】
Microsoft Mouse intel mac対応のドライバを入れれば動く。
Canon複合機 MP770 intel mac対応のドライバを入れれば動く。
FireWire HDD類 何ら問題なし。
【本体】
オーディオ音声レベルが低くなったような、ボリュームのカーブが変わったような?
ファンはiMac G5よりさらに静かになったが、個体差の範囲かも。
Universalアプリは爆速なのは勿論、RosettaによりPowerPC用アプリが違和感のない速度で動く。CPUが変わって失うものが無視できるほど小さく、ほぼ利点しかないという驚きのアーキテクチャ変更。MC68040からPowerPCへの移行よりうまく行っている。