そういえば夏が来るというのに、Time Capsule の置き場所を変えてから高床式にしておくのを忘れていた。ただ、熱伝導率について調べてみると、いま Time Capsule を置いているテレビ台が木製で、木の熱伝導率というのは空気の10倍はあるのだそうな。とうことは高床式にしない方がいいのか?
但し木は空気のように対流しないので、放熱が飽和するような長時間運用では空気の方が有利かも知れない。
少し考えて、子どもがふざけたりしてTime Capsuleを押してしまい、テレビラック裏に後ろ足がガタンと落ちてHDDにダメージを与えるリスクを考慮して、高床式は見送ることにした。
それより、私が使っている第4世代 Time Capsule は、そもそもHDDが WD Caviar Green だという話。3.5inchタイプでは現状最も発熱の低いモデルであり、第3世代までの Time Capsule が Seagate や Hitachi を搭載していたことを考慮すると、発熱は過去モデルより相当下がっているんじゃないかなぁ。
余談だが、Time Capsule のメーカーサイトには相変わらず「サーバーグレード」の HDD を搭載していると記載がある。「サーバーグレード」の定義は曖昧だが、私の感覚では WD Caviar Green はデスクトップPC用、または家電組み込み用であり、サーバーグレードではない。ただ、サーバー用途においても WD Caviar Green の特徴である低消費電力、低発熱は喜ばれるケースもあろう。まさか「サーバーグレード」と呼びたいがために、新しい自社のデータセンターで大量に WD Caviar Green を使用していたりして?(笑
ともあれ、我が家のTime Capsuleにとっては初めての夏を迎える。過去の Time Capsule のように何年も経たずに壊れてしまう傾向がウチの個体でも発生するのか、興味深く見守っているところ。
—
APPLE Time Capsule 2TB MD032J/A(Amazon)
コメント