ツマがテレビを見ていて「これだよ!」と言った製品があったんですが:
Panasonic「DIGA+(ディーガプラス)」UN-JL10T2 / UN-15T2
ツマはあまり自分からはデジタルガジェットを欲しいと言わない性格なんですが、これは琴線に触れたようで。ツマはiPadを我が家で最もよく利用する人でもあるんですが、「10インチくらいの板状のデバイス」としてiPadに感じていたモヤモヤ感を払拭してくれるという予感があった模様。
10インチくらいの板状(スレート)のデバイスって、iPadが世界最強じゃないかと私は思ってるんですが(笑 用途最適というか、テレビ大好きなツマにはiPadより最適なデバイスがあるんですねぇ。
いや、これ、タブレットじゃなくてテレビだろ?というツッコミはあろうかと思いますが………まったくその通りです(ぉ
ただ、驚いたのは、iPadにDLNAクライアントアプリ(DiXiM Digital TVとかですね)を入れるのとは別次元の快適さがあったんですよ。店頭で触ったら。
店頭で触ったのは「DIGA+」ではなくて「ビエラ」ブランドで販売されている SV-ME7000 という機種だったんですが、「DIGA+」との違いは、「チューナーが画面側に内蔵である」ということと、「レコーダーや無線LANルーターは別売」であること。「DIGA+」も別体レコーダー付属の10インチ版で約4万円と機能を考えるとお買い得なんですが、SV-ME7000 はレコーダーが付属していないのでさらに安く、実売約3万円なんです。
既に「お部屋ジャンプリンク」に対応したDIGAを持っていて、無線LANも使っているような家なら、SV-ME7000 で充分ですよね。
普通、スマホやタブレットやPCを使ったDLNAクライアントって、なかなか映像出てこないし、反応遅いし、何をするにも反応は8~16秒後、というまどろっこしさがあるんですが、これは遅延が本当に少ない。最新の(処理速度が速い)DIGAがデモ機に接続されていた可能性もありますが、無線LAN経由であることは確認済みで、自社同士の組合せならこんなに低遅延で動くのか!と感動。さすがテレビ視聴に特化されたデバイスだけあると思いましたよ。
両者の仕様差をまとめてみます:
■「DIGA+」UN-JL10T2 / UN-15T2
・アンテナはレコーダー側に接続し、放送中の番組、録画番組とも、無線LAN経由で視聴する。
・レコーダーに無線LANの親機機能が内蔵されている。
・無線LANを経由するため、屋内でしか使えない。
・インターネットブラウザ内蔵、タッチパネル操作対応
・防水構造。お風呂でも使える。
・実売価格4万円~
■「VIERA」SV-ME7000
・チューナーは本体内蔵。ロッドアンテナも内蔵し、単体でテレビ受信が可能。
・レコーダー(別途用意したDIGA)の映像は無線LAN経由で視聴する。
・テレビ受信だけなら屋外でも使える。
・防水構造。お風呂でも使える。
・インターネットブラウザなし、タッチパネル操作非対応。
・実売価格3万円~
うーん、価格差1万円ならDIGA+の方がいいような気もしてきたけど、いまDIGAを使っているなら「録画先が分散してしまう」というデメリットもあるしなぁ。
ここまで真面目に検討に値する製品になってくると、もはや問題は「そこまでしてテレビを見るかどうか」という次元になると思いますね。果たして寝室にテレビを持ち込むことを是とするかどうか。でも今だってスマホのワンセグ見てる訳だし(笑 ねぇ。
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