遅ればせながら、ジブリ美術館なるところに初めて行ってきました。「風立ちぬ」が公開されるときっと人気が出るだろうと思い、予約開始日当初からチケットを押さえておきました。
建物の中はもちろん撮影禁止。美術館だから…という訳ではなく、カメラのファインダーを通してではなく、直に感じて、思い出は心の中にとどめておいて欲しい…という宮崎駿氏の意図に基づくものです。ジブリ作品が当初パッケージメディア化に難色を示されたのと同じ理由ですね。
しかし撮影禁止というのはいいですね。美術館の中がある種の「癒やしの空間」になっているのに一役買っていると思います。撮影自由だったらこんなまったりしたムードにはならないはず。
実物大?に近いねこバス(子供たちは乗ったり入ったりして遊べる)も、子供の頃にアニメの世界から出てきたようなこんな遊びができるなんて、いまの子は羨ましいなぁ…と思いました。
売店の横に「風立ちぬ」グッズを売る移動販売カートがあって、そこで売られていた「紙ヒコーキ」のことでカートのそばに居たスタッフの方と話が盛り上がって、「あっ、(風立ちぬの)映画をご覧になられたんですか?(目をキラキラさせながら)か、感想はどうでした?」と急に映画の感想を求められてモニョってしまいましたが、あの映画の感想を尋ねて目を輝かせる感じは間違いなくスタジオジブリ関係者ですね(笑
ひとしきり感想を述べた後、直線の計算尺を関連グッズに用意しておくべきだったと私が主張したところ、(ああそうか!)的な反応をしていただいたので、もしかするとブルーレイ版の特典は計算尺にn(ry
にしても、いい空間でした。また行ってもいいなぁ。
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