CP+直前に発表されたSIGMAのマウントコンバーターが先週金曜日から国内でも予約可能になりました。北米のB&Hでは$249だったので2万円台を期待していたのですが、もうちょっとしましたね。
製品は2種類あって、SIGMA SAマウントのレンズをソニーEマウントに変換するものと(SA-E)、キヤノンEFマウントをソニーEマウントに変換するもの(EF-E)です。
EOS 5D Mark IIIとα6000の2台使いとしては当然EF-Eを 阿頼耶識 脊髄反射で予約したのですが、賢者モードで考えれば少々微妙だったかも知れません。
というのもこのSIGMA MC-11の特徴は、EFマウントやSAマウントのSIGMA製レンズのデータを搭載することにより、通常のEマウントレンズに近い性能を出すというものなんですね。キヤノン製EFレンズでの使用は排除していないとのことですが、動作原理からすれば「動け!なぜ動かん!」的なことも想定されます。
この分野の先駆者であるKIPONやMETABONES並みに動作すれば、MADE IN JAPANの作りの良さだけSIGMAが有利ですが、それでもこの価格となると安めのEマウントレンズ1本買えちゃいますからね。
三井公一さんが「シグマのレンズを持っている人は、MC-11とα7を買えばすごく楽しめると思いますよ」と仰るように、SAマウントのFOVEONボディとソニーα7の2台使い、またはSIGMA製EFマウントレンズをけっこう揃えちゃった人がEOSとα7と2台使いしたい場合に最適なのであって、よくよく考えればSIGMA製EFマウントレンズを1本も持っていない私が買うというのは「やっちゃった感」がなくはないです(←予約キャンセルという発想はないの?
まぁKIPONもMETABONESも1つも持ってないので、いいか。
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