今年も Japan Mobility Show やるそうです。幕張メッセ。微妙に遠い。そして「Bizweek」と銘打ってる通り、コンシューマーはお呼びではありません。さみしー。
しかしこの日程、めちゃくちゃ既視感あるなぁと思ったら、CEATEC JAPANと丸被りじゃないですか。
ほら丸被りじゃん。
…ん? 幕張メッセ?
まさかの Japan Mobility Show と CEATEC JAPANの併催!
いやぁそういう未来が来るとは思わなかったですねぇ。Japan Mobility Show もだいぶ電機メーカーの出展が増えて、2010年代に入って Panasonic が CEATEC より広いブースを構えた時には CEATEC の崩落、ひいては家電業界の崩落を感じましたが、まさか CEATEC本体 がすり寄るとは。(すり寄ったというエビデンスはありませんが、近年の CEATEC が風前の灯だったのは事実。)
まぁ確かに私も以前は CEATEC 出展企業で説明員をやってたこともありましたけど、そこで食えなくなって、今は Japan Mobility Show 出展企業で食い扶持繋いでますからね。人のこと言えた義理ではないですけどね。
こうなってくると次に潰れるのは Japan Mobility Show かなという気もしますが、それは世間が電気自動車と自動運転に失望した頃ですかね。仮に失望しなくとも、一方で収入が上がらず支出だけ増える個人がマイカーを持つという選択をしない時代に突入しつつあるしなぁ。
身近な例で n=1 ですけど、あれだけ「頭文字D」に狂っていた息子が、いざ免許が取れる年齢になっても一向に取りに行く気配がないのは、現実が見えてきたためなのだろうなと思います。すなわち、首都圏に住んでいる限り、楽しさや自由より、過失致死を犯すリスクや購入維持費用がしんどすぎると。入学と同時に大学の自動車部にも入りましたが、すっかり幽霊部員です。もちろんその自動車部にもちゃんと活動している部員はいるのですが、自分はあそこまで生活の全てを車に注ぎ込めないな、という目線で見ている様子。費用の面で他のことと二股をかけるのが難しそう。
いやぁてっきり、18歳になったらとっとと免許とって、家に3台目の車を何とか置けないかという算段をするものとばかり思ってたのになぁ。(置けなくはないけど縦列駐車になって面倒だから近所に駐車場を借りろ、と言ったので心が折れたのかも…。) アルバイトを始めて現実的な金銭感覚が身につき、夢から覚めたのかもしれませんが、1日8時間は見てるであろう iPhone も SE2 から全然買い換えようとしないしね…。iPhone を買い替える金がなくては、車なんて夢のまた夢ですしね。
あとは息子が車に乗る可能性としては、就職で地方に行った場合ですかね。さすがに交通網が少なくなる地方では車に乗らないと生きていけないので。まぁ2輪でもいいですけど。
こんな感じなので息子の世代での首都圏でのマイカー所有はかなりの贅沢扱いになるのでしょうね。公道には「Times」の黄色いシールを貼った車が益々増えるのでしょう。渋滞も減りそうです。輸出ができるので自動車産業が今すぐなくなるとは思えませんが、仮に自動車産業が終わったら、次の日本の基幹産業って何になるんですかね…。ゲーム会社ですかね。あと医療・介護か。人間貧乏になっても最後にお金を使うのは、自分の命の維持に対してだしなぁ。
コメント
(なんなら場所も)
博識なクマデジさんらしくない。使い方が伝統的でなく違和感を感じます。
(間違いではないようですが)
「なんなら」NHKの説明をご紹介しましょうか。
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20190701_12.html
ああこれは、いわゆる新しい使い方ってやつですね。
若ぶるつもりはないんですが、若い人を中心にこういう使い方は普通なので
50年後とかには辞書に載ってるのではないでしょうか。
言葉の意味なんて変わりますし、まさにその瞬間に立ち合ってるのかも。