ClariS のカレンがこのツアーをもって寿退社してしまうとの情報が出たため、それは最後に見ておかなければ!と慌ててチケットボードの二次募集に応募してチケットをゲット、本日目に焼き付けてきました。
カルッツ川崎。割と新しい施設で、客席は3階まであります。息子の吹奏楽部の発表で一階席は座ったことがあるのですが、今回割り当てられた二階席は初めて。息子によると「吹奏楽では審査員が2Fに座ってるから、2Fが音響がいいのではないか」とのことでしたが、うーんまぁ、普通…というか不満なし? Kアリーナと同時期に建てられたこともあって、規模は5倍くらい違う気がしますが、構造は似ている気がします。
さて ClariS ですが、いつもだと小芝居とか謎の物語映像とかがつくのですが今回はそういうのは一切なし。潔く歌だけで勝負です。冒頭に2人がステージの真ん中で挨拶を初めるところからスタート。斬新すぎます。そこで先日の渋谷公演のリハの際にクララが怪我をしてしまったため、今日のステージは限られた動きになる旨の説明がありました。渋谷公演は車椅子でのステージだったらしいのですが、昨日今日のカルッツかわさきから車椅子なしでオンステージ。まさにリアルで「クララが立った」です。
階段が登れないようで、ステージ上に用意された1段高いステージはカレン専用となり、クララはずっと低い方のステージから上がりませんでした。
衣装は本編が2着、ワルキューレのラストミッションの時のような「卒業」「結婚」を連想させる白いドレスと、ALIVEの時の衣装の色を淡くしたような衣装、そしてアンコールでもう1着がこれ:
Clear Sky の世界観を衣装に落とし込んだらしいです。
セトリはカレンが加入してからの10年を振り返るような内容で、「シングルズベスト」的なもの。最初仮面姿から始まって、素顔+逆光、そして順光の素顔と、その姿も10年をなぞるものでした。
仮面を外す時にクララの髪が仮面に絡まってしまい勢いでカチューシャが落ちそうになったのをカレンが直してあげる姿とか、なんて尊い…。助かります。ありがとうございました。
生声で普通の歌が上手い2人なので安心して聴けますが、それでも生声は心を揺さぶられます。どうも伴奏アレンジをCDと微妙に変えてるらしいですね。声は同じなのに、楽曲自体はCDとは全然違う良さがあります。
ショートバージョンのメドレーを含めて30曲を披露。アニメタイアップ曲を大量に網羅していました。最後は涙、涙のトークで締めくくり。ステージ上では結婚の話は出ませんでしたが、観客からは「おめでとー!」の掛け声が多かったです。ラストの曲は「Evergreen」。別々の道を歩み始める2人を描いた曲で、ラストはこれしかないじゃん…というセレクトでした。
ビデオ収録はされなかったので、映像で見ることはないと思います。記念撮影だけあったのですが、それがこのショット:
カルッツかわさき2日目🥰
ありがとうございました〜〜🎶#ClariS_ViaFortuna も、いよいよ千秋楽のみになりました✨️
一つ一つ噛みしめていたからとっても濃かったけど、あっという間だったような、まだ少し夢の中にいるような気がしています😌… pic.twitter.com/9MwW3sYdh2— ClariS☆スタッフ (@ClariS_Staff) November 3, 2024
なんとスマホで撮っていたのですが、ああ、ちゃんといますね私。自分じゃないとわからないと思いますが。
コンサートタイトルの「Via Fortuna(ヴィア フォルトュナ)」はラテン語で「幸運の道」の意。「10年前は10年後にこんなステージの景色を見られるなんて思ってなかったし、そもそもイラストだったし」(クララ)ここまで10年間幸運だったし、これから2人別々に歩む道もまた幸運でありますようにという意味が込められているんだそうです。
来週は Zepp Namba での本当の最終公演になりますが、コンサートホールではないためホールとしてはこのカルッツかわさきが最後になるとのこと。さらにバンドメンバーのスケジュールから推察すると、 Zepp Namba は生演奏ではないか、いつもと違うバンドでの演奏になる可能性が高いとの噂。私はさすがに観に行けませんが、ClariSがこれからどういう形で続いていくのか、これからも見守ってゆきます。
コメント