2022年11月に購入したティファールの「IHルージュ・アンリミテッド」フィライパン28cmのコーティングが劣化して餃子や卵焼きがくっつくようになてしまったので買い替え。
「IHルージュ・アンリミテッド」はとても高品質なフライパンでしたが、IH対応だったがために1.4kgととても重く、妻からは不評でした。我が家にはIH対応器具がない(正確には非常用として1つある)ため、IH対応フライパンは不要だったのです。また「IHルージュ・アンリミテッド」のコーティングは通常のチタン・コーティングと比べて「6倍長持ち」を謳っていましたが、従来のコーディングの寿命が1年半くらいのところ、本製品は2年持ったというくらいです。6倍では全然ありません。本当に6~9年くらい持ってくれると良かったのですが、一体どんな試験をしたらこれが6倍長持ちとか言えるのでしょうか。
さてそんなわけで「6倍」の幻想から覚めたところで、次に選んだフライパンは「2倍長持ち」というタイプ。価格は6倍長持ちの3割安、重量は0.8kgになりました。名前を「ハードチタニウム・インテンス」と言います。
ティファールのラインナップを見てみると、ガス火専用モデルはコーティングがせいぜい2倍止まりで、3倍~6倍はIH対応モデルしかありません。この6倍モデルを実際にガス火で使っても寿命がせいぜい2倍モデルの1.2倍程度だったことから、おそらくIHモデルの耐久試験はIHコンロで行っており、それはガス火と比べて全然甘い試験になっているような気がします。もしガス火でも6倍耐久モデルが作れるのであれば、当然ラインナップに加えるはずだからです。
そんなわけでガス火でしか使わない人は、ティファールのIHモデルは値段ほどの意味はないですよ、という話でした。
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