ミニ三脚というと10年以上前に Manfrotto の テーブルトップ三脚がブームになりました。その後は Leofotoのものを使っている方が多いですし実用的だとは思うのですが、私はLeofotoにはそそられず、CP+のたびに「いいなぁ」と思っていた GITZO のミニ三脚を買いました。
アウトレット品なのですが、その理由は箱つぶれのようです。ちょっと箱の角が潰れてました。これで2割ほど安く買えますが、ラグジュアリーであることを謳っている製品で箱つぶれというのはちょっと微妙だったかもしれません。でも2割引の価格が適正のような気もしますし、いいか。
EOS R6 mark II と。まぁ乗りますし、縦位置撮影もいけますけど、もうちょっと小さいカメラの方が適してますね。
雲台とカメラの間は雲台側を回転させるねじ込み方式。雲台とカメラの固定方式としては一番ダメなやつです。AIさんと会話していて知ったのですが、ネジだけを締めて固定する方式だと軸力で固定することになるが、台座ごとねじ込む方式は台座との摩擦力で固定することになるらしいですね。なるほど確かにそう言われてみれば。
自由雲台の切り欠きの位置は意外にも固定です。
足は少し引くと開脚角度を大きくすることができます。
そうそう、これくらいのカメラがいいですよね。Fuji X-Pro2と。
雲台を交換するときに使うネジアダプタと、星型レンチ。
雲台を外すのには雲台をねじるのではなく、脚の間にある固定ネジを付属の星型レンチで緩めるのですが、そのネジがとても固くて、ネジを舐めないかと心配しながら力を加えたところ、レンチの方が曲がってしまいました。えー。ネジを舐めないでこっちが曲がるのって初めて体験しました。GITZO のネジ丈夫すぎ。それで俺も山のフドウすぎ。
結局、手持ちのレンチを使って、断続的に力を加える(イメージとしてはインパクトドライバ)のようにしたところ、パキッという音と共にネジが緩みました。何かが固着していたような感じでした。
多機能ではなくそれゆえ剛性感とラグジュアリー感を両立させている三脚ですが、実用だったら確かに Leofotoのほうがいいと思います。ですがこのモノとしての満足感は GITZO からしか得られないんですよねぇ。弄ってるだけで楽しい三脚って GITZO くらいですよね。
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