ファミマの政府備蓄米を入手しました。1kg 388円で、他のルートで流通している政府備蓄米と価格は大差ありません。パッケージに何年産のものかの明記はありませんでしたが、調べたところ2021年産、いわゆる古古古米というものになります。私が買いに行った店舗では初回5袋しか入荷しなかったそうで、10分くらいで完売、なかなかのレア品です。私は事前に店頭での発売日時の予告ポスターを見たのでその日時を狙って買いに行けましたが、普通にふらっと行ってファミマで見かけるのは難しいでしょうね。
これを食べたいと思ったのは、もはや「孤独のグルメ」飯と同じで、メディアに出てくる食べ物を自分で味わってみたい、という動機によるものです。
まず米を研いだ段階で「粒が大きい」と思いました。私が食べていた令和6年産より粒が大きく、研いでいる段階から微妙に感触が違います。でも備蓄米の方が標準サイズで、令和6年産の方が小さいのだと思います。(うちで食べている令和6年茨城産コシヒカリは精米時の歩留まりが例年より7%~10%くらい低い印象があります。)
そして味ですが、4年前の米と分かって食べるなんて初めてですが、きちんと保管されていたことと、精米が直近だったということもあり、美味しいわけではないが、実用品として充分だなと思いました。
具体的には、まずちょっとヌカの匂いが強いです。そして食感が硬く、甘みが少なめです。硬いというのは言い換えればシャキッとしているともいえます。匂いも気になるのは最初だけで、茶碗半分も食べれば慣れます。
「古米の美味しくなさ」と「精米したての米の美味しさ」がミックスされています。でも4年前の米をこれだけの美味しさで保管できる技術はすごいですね。災害時とかにも使われるようですが、いざというときにこれだけのクオリティのご飯が食べられたら感激するだろうなぁ。
なお家族の感想は以下のとおりです:
息子「ふつう。硬い」
妻「なんか違うのはわかるけど、よくわからない」(マチュ?)
娘「あまり古さは感じない。ふんわり感が少ないと思う」
なるほどそういう感じですか。
ここまでは朝の感想なのですが、これが夜になると激変。朝に炊いたものを炊飯器で保温しておいたのですが、夕方になると匂いがとても強くなりました。これは明らかにグレードの劣ったご飯。炊き立ての味なら食べられますが、それを12時間保温したものはちょっと食べたくない感じでした。
なお、お弁当に持って行った妻はお弁当の感想としては「ふつう」とのことでした。冷めてもまぁまぁなのかもしれません。
これとは別にアイリスオーヤマの抽選に当たった備蓄米も届いたので、明日食べてみたいと思います。こちらは 2022年産のようです。
本当は備蓄米よりも Switch2 の抽選に当たって欲しいんですけど これ書いてアップする前に当たりました、備蓄米の方が全然入手のチャンスがありますね。
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