緊急地震速報 家庭用受信機

家庭用受信機としては「デジタルなまず」(約10万円)ほか、いくつか発表されているが、安いものでも7万円くらいはするようだ。(後ろからツマが「なんだ、30万くらいするのかと思った」←デジタル製品に感覚麻痺しすぎ)

「デジタルなまず」の場合、通報受信にはいわゆるブロードバンドの常時接続回線(TCP/IP)を用いて、情報配信料は現時点で年額1万5千円くらい。(後ろからツマが「買いたければ買えば」←なんか微妙に突き放し気味)

「安全は只ではない」とか「格差」とか言われても、ちと高すぎるような。これでは手が出ない。現時点での受信機は、明らかにコストダウンの香りがしない。試作機に金払っている気分になる。

「デジタルなまず」には小型の液晶画面が付いており、発生源の地図など詳細な情報が表示されるようになっているが、「あと30秒で」とかいう残り時間で液晶をのぞき込む暇はないだろう。通報を光や音声に限定した廉価版が欲しい。

ついでに、配信方式としてブロードバンド(TCP/IP)はどうかと思う。瞬時に多人数に配信するには不適切な通信方式だからだ。配信は地方自治体が防災無線chを使って電波で行うのが良いと思う。機器や通信方法の整備は家庭向きにはまだまだだという結論に達した。

なお、緊急地震速報の受信機に関しては悪徳商法も現れるはずなので、注意されたい。

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