DP2 Merrill 発売日決定

1年と1ヶ月前に70万円で発売された、「SIGMA SD1」と同じ4,600万画素Foveonセンサーを搭載したコンパクトモデル「DP2 Merrill」の発売日と価格が決定。

その後SD1の方はFoveonセンサーの量産性改善により70万円→20万円に衝撃の値下げが行われたのだけれど、それと同じセンサーと電気回路を積む「DP2 Merrill」が果たして幾らになるかは、発表以来、DP2ファンの最大の関心事だっただろう。

SD1が20万円。現在の実売は16.5万だとしても、そこからミラーやシャッター、ファインダーなどのメカを取り除き、単焦点レンズを付けると、幾らになるか。液晶画面はSD1より高品質。高ければ14万円前後すらあり得ただろう。

DP2 Merrill

だが公開された店頭予想価格は99,800円。
既に予約が始まっている店舗では、9万円を切る価格を付けている店もある。
シグマ頑張った!
初代DP1(DP2ではなく)もスタート価格は89,800円程度だったはず。
これはシグマを褒めてあげたい。

気になる点をおさらいしてみる。

まずSD1と同じ回路を押し込めてしまったことから、より小さなバッテリーのDP2 Merrillではバッテリーの持ちは辛くなることが予想される。予備バッテリーは必須になると思う。

レンズが沈胴式でなくなったので起動は速い。副次効果として別売のレンズフードも短くなり、筐体は大型化したものの、レンズフード込みならばDP2xよりカバンへの収まりがいいかも知れない。

先にも述べた通り液晶はDP1より綺麗。ビューファインダーは歴代DP2シリーズのもの(VF-21)が使えるのが嬉しい。しかしセンサーの大型化に起因していると思うが、クローズアップレンズはDP2シリーズのもの(AML-1)は使えない。

RAWファイルサイズは50MB/枚に達するので、RAW現像するにはそれなりのスペックのPCが必要。

こんなところかな。
すぐに、はちょっと辛いですけど、いずれ欲しいですね~。

コメント

  1. Dai@ より:

    すごいカメラが、頑張った価格で出てきましたよね。
    すぐに、とはなかなかいけませんが、
    購入された方の実写レポートを見て、悩みそうです(^^)v

    バッテリーの持ちはやはりSIGMAも考えているようで、
    バッテリーは最初から2個付属するようですね。

  2. Kumadigital より:

    確認しました。>2個
    価格も頑張ったのに、すごい良心的ですね~

タイトルとURLをコピーしました