DSC-RX1 / α99

なんか凄いのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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「コンパクトカメラに25万円はあり得ない」という意見を今日一日ずいぶん目にしましたが、「カール・ツァイスレンズが標準装備のフルサイズカメラ」と考えると、アリなのではないでしょうか。ただ、オプションのサムグリップTGA-1(19,950円)や、ジャケットケースLCJ-RXB(22,050円)の値付けはチトやりすぎではないかと思います(笑

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ソニー自身も「マーケットは狭い」と認識しているようですが、こういったモデルは売れる売れないとは別次元に価値があると考えます。クルマでいうならば、Audi R8やLEXUS Fシリーズのような、決して台数が捌けるわけじゃないけど、一流メーカーとして認知されるためのモデル。お客様が何十万円という投資を気持ちよくしてくれるに値するメーカー、その仲間入りをするためには必要になってくるモデルだと思います。

一方、設計技術者の育成的な面でも価値があって、常々コストダウンとばかり戦っていると「高くて、いいもの」をいざ設計しようと思ってもどうしていいか解らなくなってしまうんですね。貧乏が身についてしまうというか。「カネはかけていいからいいものを作ってみろ」というのはなかなか技術力が必要です。そういったスタディモデル的な効果もあるのではないかと思います。

ただ、「サイバーショット」の冠が必要だったかどうだかは…本体に刻印がないのが救いですが、サイバーショットは名乗らなくてもよかったんじゃないかと思います。

個人的にはどうも「Zeiss単焦点 = MF」のイメージが濃くて、このカメラにもAFは期待していなかったんですが、ちゃんとAF入ってるんですね(アタリマエか(;´Д`)

にしても、RX100、RX1と来たら、当然RX10を期待しちゃいますよね。ただ、RX1のインパクトの前にはどうにもこうにも辛い展開だとは思いますが(笑 順当にいけばAPS-C搭載機なんでしょうけど、NEXもある手前、RX10に価値があるかと言われれば…やっぱ辛いですね。

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一方でRX1より高価ながらも多くのユーザが待ち焦がれたのが、「α99」ではないでしょうか。α 久々のフルサイズモデルで、ライバルのD800が24万円前後、EOS 5D3が30万円前後という価格帯で推移している中では、α99の30万円という値付けも妥当かと思います。

フルサイズ、視野率100%にしては背の低い(ペンタプリズム部の低い)ボディだなぁ…と思ったら、ファインダーは有機ELなんですね。旧来のカメラメーカーがあくまで光学的な見栄えや味に腐心しているのをよそに、ハイエンドにこそ有機ELファインダーでしょう?とルールチェンジを目論むところが挑戦的です。ファインダー内表示も光学式ではあり得ないような多彩な表示が可能になっています。しかし、その一方でAFセンサーの配置エリアがやや狭めなのが気になりました。もちろんAFセンサーの配置エリアを広げると、レンズの性能が出にくいエリアでAFをすることになるので、一筋縄ではいかないようなのですが。

ローパスフィルターに一工夫していたり、液晶パネルが三軸で可動したり、HDMIスルー出力が外部レコーダーで録画されていることが考慮されていたり、かなり全方位に渡って、D800や5D3のウイークポイントを研究している痕跡が見受けられます。

縦位置グリップはかなり重装備で、お値段も約4万円と、結構しますね。これを見ていたら、自分の5D3の縦位置グリップも決して高くは見えなくなってきて、欲しくなってきました(笑


Canon EOS 5D Mark III用 バッテリーグリップ BG-E11(Amazon)

コメント

  1. 林檎園 より:

    “α初のフルサイズモデル”は、OVFファインダーが素晴らしいα900ですよ~

  2. Kumadigital より:

    おうふ…ありがとうございます。

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