OS Xのメール環境を、Outlook から Apple Mail に乗り換えました。
SNS や Twitter の普及でメールの時代は終わったとも言われますが、それでも長文やら通販の注文履歴とか、メールはまだまだ必要です。会社のメーラーにOutlookを使っており操作に慣れていることと、予定表の関係で、長らく家のMacでもMicrosoft Entourage / Outlook を使っていましたが、私のiPhoneとツマのスマホとカレンダーを共有する関係で、Outlook の予定表をめっきり使わなくなりました。
となると、あえて動作もっさりの Outlook を使う理由も希薄になり、Outlook が要らなければ 今後 Microsoft Office を買う場合でも Outlookがバンドルされていない安いバージョンでも良くなるので、Apple Mail に移行しようかと。
しかし課題が2つあります。
まずはぷららのメールサービスと Apple Mailの相性が悪いこと。
私が使っているプロバイダ「ぷらら」には、サブのメールアドレスの取り方が2つあって、
(1) 複数メールアドレス (1アドレス月額210円)
→単純に、2つ目のアドレス。メールボックスもアカウントも別。
(2) ニックネームメール (5アドレスで月額210円)
→いわゆるエイリアスで、メインのアドレスに転送されるアドレス。独立したメールボックスはない。
Kumadigitalとしてのアドレスは(2)を使ってきたんですけれど、これがOS X の Apple Mail でうまく取り回しできないんです。Apple Mail は アカウント設定のところで複数のアドレスをコンマで区切って羅列することで差出人アドレスを送信時に選択できるんですけど、アドレスは選択できても氏名は固定という…。
仕方なく、(2)から(1)に切り替えることで解決しました。
ぷららは「フリーチケット」制度というのがあって、いわゆるケータイの無料通話分みたいな考え方なのですが、これらの月額210円もフリーチケットの範囲内なので追い金が増えるということはありません。
もう1つの課題は、Outlook から Apple Mail に過去メールをインポートすると、部分的に文字化けすること。
これはネットを当たって解決したのですが、「メール1通1通をエクスポート」するのではなく、Outlookの受信ボックスなどの「フォルダ単位」でエクスポートすることがポイントのようです。
メール1通1通は.eml形式でエクスポートされてしまい、これだと部分的な文字化けが発生してしまうのですが、フォルダ単位でOutlookの画面内からFinder(デスクトップなど)へドラッグ&ドロップすると、mbox形式でエクスポートされます。これをApple Mailから読み込むことで、文字化けなくインポートができました。
というわけでクマデジとしてのアドレスが変わりましたが、前のアドレスも廃止したわけではないので引き続き生きています。
しかしモダンなメーラは軽くていいですね…。
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