CEATEC JAPAN 2012に行ってきました。
私自身は仕事が変わって、今年はCEATECと直接の関係はなくなり出張ベースでは行けなかったので、会社が休みの本日、家族を連れて行ってきました。いや、本当は行くつもりはなかったんですが、ツマがネットのバナー広告を見て「CEATECやってるの? いつまで? 今日まで? 行こう」という訳で急遽発進。まぁ最終日の今日は無料開放日ですしね。
で、いざ会場に到着して「ああ、やっぱり」と。
すでに行かれた方から話を聞いていたとおり、これが休日の開場2時間後の状態か?というくらいの人の少なさ。特に今まで総合家電メーカーが陣取っていたあたりのブースがスカスカです。
で、家族連れの客向けとかのイベントもある訳ですが、昨年まではどのイベントももうお昼時には予約でいっぱいになっていたものですが…
紙飛行機教室とか、飛び入りでも余裕だったし… まぁ、これがCEATECなのかというのは異論があろうかと思いますが…
アメもらったり…
ウチワでVIP待遇受けたり…
ゆるキャラと抱擁したり…
世界最高クラスの磁力を体感したり。(手のひらにパチンコ玉を握って手を近づけます。)さしずめ科学技術館かなんかなんじゃないかと。これは本当にCEATECなのかと。
電気系の目玉の1つと言えば4K。これは4Kを超えるNHKの8Kですが、まぁ50inch以上では4Kはもはや必須、100inch以上では8Kがあっても不思議ではないでしょうね。ドットピッチを考えるといまのフルHDは、50inch以上の大画面には画素数が足りなさすぎます。4Kは良いとか良くないとか以前に、「必要」です。
住友3Mの「落下抑制テープ」。スチール棚から地震の時に本やファイルが落下するのを防ぐ不思議なテープです。こんな目立たないテープ1枚で…? 実際、震度6を再現したビデオでは、すごい効果でした。そしてサンプル配布がすごい勢いで捌けていました(笑 でも、えーと、文房具ショウではないですよね?(笑
これは日産のスマートモビリティのデモ。くどいようですが、モーターショーではありまs(ry
スマホ連携(食傷気味)で、無人でクルマを駐車するデモです。
ドライバーが降りた後、無人でスルスルとクルマが所定位置に走って駐車します。もちろん、乗り込む時の出庫も無人です。
他社さんも研究している機能ではありますが、こうなってくると、クルマって何なんだろうと思いますね。自分の身体能力を拡張してくれるものなのか、それとも個人用の公共交通機関なのか…。
自動運転型の車両と、従来通りの人間が運転する車両をどうやって共存させるのかという問題も出てきそうですね。
それと、これだけの広さがメイン会場に確保できるって…これほど解りやすいスカスカぶりもありません。
ルンバがゴミを集めるところを下から眺められるのは良かったですね(笑 これは考えたなぁ。
クルマが家電化する一方で、家電はショウで告知するほどの進化はなく、そして元気なのは部品メーカー。iPhoneケース、ヘッドホンなど、今までCEATECでは日の目を見なかったようなものが今回は目立ちました。もはや役割を終えた…とは言い過ぎでしょうか、しかし学生、児童への関与含めて技術力の底上げには役立つと思いますし、一方ではモビリティとの融合もいっそう進むでしょうから、来年はショウの性格がまたずいぶん変わっていくでしょうね。
—
・3M 落下抑制テープ GN-180(Amazon)
・iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 770(Amazon)
コメント