カメラキット(たぶん百均)

下の子が子供会か何かで手作りカメラキットを貰ってきた。どうも百均で売っているものらしい。レンズはプラスチックの虫眼鏡1個、当然だが固定焦点、印画紙10枚付き、そして晴れの屋外での露出時間は20分(!)、曇天時は1時間(!!)というシロモノ。

作りは本当に単純で、伸び縮みする紙の筒の前に虫眼鏡、後ろにトレーシングペーパーが貼ってあり、その状態で紙の筒を伸び縮みさせながらフォーカスを決め、その時の筒の位置を鉛筆で印を付ける。いったん筒をバラしてトレーシングペーパーの上に印画紙をセロテープで貼り、先ほど鉛筆で印を付けた位置に再び組み込む。そして20分露出するという仕掛け。

上の子などはハコビションのようにこの紙製品に手持ちのスマホやデジカメ的な何かを組み込んで使うのだろうと思っていたようで、「えっカメラ使わないで写真撮れるの!?」と驚くことしきり。だからこれがカメラなんだって(笑

tezukuricamera1

しかし露出20分というのは固定に困る。いろいろ試すより時間もなかったので最初から強引にアームロックしてねじ伏せるような手段を。Gitzoの三脚登場である。カメラ本体よりその脚(+雲台)の方が600倍くらい高い(ぉ

20分経ったら撮影完了。印画紙を取り出す。

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日光写真と違って現像が必要なのだけれど、それも良くできていて、家庭用アイロンでジュワッと一瞬温めるだけ。こんな感じの写真が現れる。

周辺が流れまくりだったり、そもそも白青写真だったりするんだけど、これが周辺もキッチリ写るように、露出も数百分の1秒で済むように、現像も不要に…とやっていくと、

tezukuricamera3

あっという間にガラスと金属と半導体の塊になり、価格は数千倍になる(笑。


GITZO 三脚 マウンテニア三脚2型 4段 中型 脚のみ カーボン製 GT2541(Amazon)

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