EOS 60D:KISSとは違うのだよKISSとは

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EOS 60のインプレッション第2回。第1回目はこちら

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右肩液晶は過去モデル同様、アンバーに光る。暗い場所での設定に必須。最近は背面液晶でも設定できるので光る必要性は薄れてきていると思うが、このカッコ良さは格別(笑 この伝統はやめないで欲しいと思う。

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過去からのEOSユーザーなら驚くのではないだろうか。C.fn設定画面がイラスト化され、より解りやすくなった。ただ、いくらイラスト化したとは言え、基本は「0」だの「1」だので設定するカスタムファンクションという考え方は、EOSに背面液晶がなかった頃の、白黒の数字しか出ない液晶で細かい設定まで全部やっていた名残であり、そろそろ大幅に見直しても良い頃だとは思う。(え?さっきと言ってることが矛盾してる?)

液晶の美しさもEOS 5D Mark IIを上回り、より黒が締まって表示されるようになった。5D2の液晶も悪くない筈なのだが、この液晶を見てしまうと、5D2は黒浮きして見える。ウラヤマシイ…

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縦位置グリップ装着時の背面。マルチコントローラーとサブ電子ダイヤルを一体化したことで、縦位置グリップ使用時でも、親指がマルチコントローラーにリーチしやすくなった。縦位置グリップの形状自体も、従来モデルほど手の大きさを要求しなくなったように思う。

事前に広報写真を見ていたときは違和感のあった、サブ電子ダイヤル回りの異形ボタン類だが、意外と押しやすくてちょっと悔しかった(笑 EOSも変わってゆくなぁ…。

ただ、試用時間中に見つけられなかっただけかも知れないが、従来機にあった、AFポイントのマルチコントローラーによるダイレクト選択は廃された模様(要確認)。AFポイント選択は予め明示的に右肩のAFポイント選択ボタンを押す操作系のようだ。

それと、右肩の液晶の前のボタンが1ボタン1機能割り当てになったことで(従来は1ボタン2機能)設定できる項目が減っている。具体的にはホワイトバランスとストロボ調光補正が背面液晶で設定する方式に改められたのだが、ホワイトバランス設定は背面の「Q」ボタンに割り当てることもできそうなので、それでカバーするか、または本体内RAW現像が付いたので、RAW現像時に適用せよと言うことなのかも知れない。

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バリアングル液晶により、このような低い位置からの仰角気味の撮影であっても、ムリに屈まずに済むので、大変腰に優しい(笑 このあたりの感覚は一般的なビデオカメラと同じだが、人垣で撮影しにくい場合でもカメラを持ち上げて頭越しに撮影がしやすかったり、今まで諦めていたようなケースでも撮影機会が増えるはず。モデルは斎賀先生

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EOS 60Dで撮影
ピクチャースタイル:ポートレート
リンク先はIrfanView 32 日本語版で80%に縮小
Photoshop CS5で微修正
モデル:井上穂奈美さん

今回は試す時間がなかったが、最近他社でも流行のアートフィルター機能が装備されており、撮影した映像をカメラ内で加工することが出来る。各フィルターは効き具合を調節することができ、加工した映像はオリジナルの映像とは別に保存される。

とにかく従来のEOSという概念を積極的に破り、ユーザーのああしたい、こうしたいという要求を積極的に積んできた印象の60D。従来の操作系のEOS(7Dや5D mark II)のサブ機としては操作系が結構違うのでちょっと頭の切り替えが必要である。裏を返せば初めてEOSを使うユーザーや、コンデジからのステップアップには操作系が大変配慮されているので、満足できる1台だと思う。

初めてのEOSと言えばKISSがすぐ思い浮かぶ。今回の60Dには「趣味なら、本気で。」というキャッチコピーが付いているが、まさにその通りで、一言で言えば懐の深さがKISSとの違い。 単なる記録写真ではなく、もう一歩踏み込んだことがしたくなる予感がするなら、60Dも視野に入れた方がいいと思う。「迷ったら、高い方」だ。

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