劇場版エウレカセブン ハイエボリューション1@109シネマズ湘南

映画「きみの声をとどけたい」の舞台に最も近いシネコンで…
マッドハウス製作のそれではなく(;´Д`) ボンズ製作の「劇場版エウレカセブン ハイエボリューション1」を観てきました

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初見さんお断り。
ここで新しいお客さんを取り込むこともできたはずなのに、それをしませんでした。TV版を観ていないと全くついて行けません。でもエウレカを「人型コーラリアン」と明確にテロップ入れるあたりは初見さんを意識してるのかなぁ。

エヴァで言うところのファーストインパクトに相当する、「サマー・オブ・ラブ」の初の映像化、古谷徹(アムロ)演じるレントンの父は顔と声が不釣り合い。アムロっぽさは極力排してはいるものの、どうしても時折アムロが顔を出します。

数分おきに時系列が前後するので、ついて行くのに精一杯…ではなく、正直ついていけませんでした。ギブアップです。TV版の映像を使って別の流れを作るにあたって、時系列を細かく入れ替えることで話が飛び飛びになっていることへの違和感を低減させようという意図なのかも知れません。時系列順に繋いだらえらくダイジェストになってしまうと思うんです。

エウレカセブンは少年に関わる大人達の物語という面もあり、14歳の男の子を持つことの意味を、レントンを養子に迎えたビームス夫妻を通じて描きますが、12年前のTV放映時でもビームス夫妻は私の理想像みたいなところがあって憧れました。その後自分にも実際に男子ができて今年で11歳ですが、それによってビームス夫妻の見方が変わるかなぁと思っていたんですが、あまり変わりませんでした(笑。つまり私が成長していないってことですよね(ぉ ガンダムで言うランバ・ラル夫妻と似たようなポジションだと思いますが、ビームス夫妻の方が夫婦としては断然いいんだよなぁ。

レントンがチャールズ・ビームス(養父)の体臭を「いい匂い」というシーンがありますが、レントンは父親の体臭を嗅ぐことなく育ったからなんでしょうね。「ここではない、どこか」を探し続けるような大人びた面がありながらも、養父の体臭をいい匂いと感じる幼さも持ち合わているという、いい描写だなぁと思いました。
ちなみに、うちの11歳もまだ私のオヤジ臭がいい匂いだそうです(;´Д`)いい加減卒業しろよ…。

予告編はまさかの16:9と4:3の混合アスペクト比でしたが、劇場は4:3(!)も混合でした。4:3のところはテレビシリーズの素材で、新作画部分が16:9なのでしょう。劇場では常時4:3だった気がしますので、新作画部分は横が切れていたと言うこと…?

二作目はアネモネのアイドルシーン(!)や、誰かの魔法少女ばりの変身シーン(!!)もあるようなので、今まで見たことない感じのエウレカセブンになりそうで期待したいですが、時系列をぐわんぐわん回すのはやめて欲しいです。

なお109シネマズ湘南ですが、みなとみらい地区の109シネマズがなくなったあたりにできたので、移転したという格好でしょうか。「テラスモール湘南」の中にあり、映画鑑賞すると駐車場が4時間無料になるという太っ腹設定なのですが、休日の昼間に行くと出庫に30分かかったりして辟易します。ディズニーシーだってこんなにかからないですよね。ネックは駐車場のフロア間の合流と出口の精算機なので、各フロアに誘導員を配置したり駐車場の事前精算機への導線を強化したりすればいいのになぁと思いました。

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