EOS 1D X Mark III

オリンピックイヤーの本命が出ました。

価格は日本での大手小売りでは80万円(税込88万円)で出ているようですが、最近出たMac Proと同様に法人需要が中心のため旧型との差額は気にならないレベルでしょうし、「この機械を使っていくら稼ぐのか」を基準にして値付けがされているような気がします。世界各国でも概ね同じくらいの値段のようですが、B&Hは日本円換算で70万円強と多少安いでしょうか。ヨドバシでもいま15%(実効値13%)還元中なので、実質77万円ですしね。

実質キヤノン最後のプロ用DSLRとして長らく販売されるのでしょう。

AF-ONトラックパッドは従来のAF-ONボタンにトラックパッド機能を持たせたもので、写真を見た時には「この中央部の窓のようなものは何」と思いましたが、これはマウスの裏面と同じような原理のデバイスがボタンの中央に搭載されているもので、聞くところによると小型PCの世界では似たようなものが10年程度前から使われていたとのこと。ただ、パソコンにおける当該デバイスの評価は軒並み芳しくないのに対して、EOS 1DX3の方のコントローラーに先行して触れた方の話を聞くと軒並み高評価。どういうことなのでしょうか。マウスの代わりとして数千ピクセルを移動させるのには不向きだが、カメラの測距点選択程度の精度なら評価がガラッと変わるということなのか、それともキヤノン独自のチューニングがなせる業なのか、とにかくキヤノンはEOS 1D系に関してはEOS Rのへんちくりんなタッチパッドのような冒険はしないでしょうから、革新的と言われるデバイスの仕上がりが楽しみです。いや、私は1D系には用のない人間ですが、このデバイスはいずれ下位モデルやEOS R次世代機にも普及するでしょうしね。

ファインダー内の重畳表示も基本は黒色ながら赤色の照明も搭載されました。これ、1DX2や5D4だと黒でしか表示されないので、暗いところでは役に立たないんですよね。朗報です。

操作ボタンのバックライトもようやく搭載されました。これ、買える値段のカメラにも欲しいなぁ。今やほとんどの操作がタッチパネルで可能とはいえ、ボタン操作で済ませたいときも多々あるんですよね。

画質については言及するまでもないでしょう。秒間60コマの5K映像を、電池駆動で右から左に流せるプロセッサパワー恐るべし、です。AFアルゴリズムも「頭部検出」など実用的なものが入っています。

Wi-Fiは今回も外付けでしたねぇ。EOSのWi-Fi内蔵機だと30mくらいしか電波が飛びませんが、1D用の外付けのトランスミッタ(WFT-E8B / WFT-E9B)だと150mくらい飛ぶんですよね。1D系で要求される到達距離は内蔵Wi-Fiでは作れない、ということでしょうか。

「EOS 1D X Mark III」への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)