新AQUA

現行型AQUAは売れすぎていてもう観るのもお腹いっぱいなのですが、ザ・日本の国民車というポジションは伊達ではなく、調べれば調べるほど「なるほど」と唸らせる商品でした。それがフルモデルチェンジし、さらに卒のない仕上がりになったと聞けば、確認したくなるもの。Passoの件でディーラーに用事があったので、大雨の日に新型AQUAを観てきました。

最大の関心事は後席居住性。ホイールベースの延長分+5cmをすべて後席のために使ったというので、確かめたかったのです。

 

このお店ではよほど自信があるのか、「前席は一番後ろまで下げた状態です」で展示。そのまま後席に座りましたが、なんと私(身長184cm)の膝の前に余裕があります。新型AQUAのホイールベースは私が乗っていた8P型Audi A3と今乗っている8V型Audi A3のちょうど中間くらいなのですが、座席前後間隔で言えばこっちの方が広いぞ…。

ただ、幅は5ナンバー枠なので、やはり横方向はこじんまりした感はあります。ある程度上部を絞ったデザインなので、ある意味Passoよりも閉塞感はあります。まぁそれでもPassoのような箱形では得られない動的性能もあるのでしょうから、これはこれで良し。

トヨタのハイブリッドシステムの恩恵を受けられる廉価車として、ヤリスと並んでこれまた爆売れしそうですね。ヤリスとはキャラクターもパッケージングも走りも違うようなので差別化はでき、そしてこんな手厚い布陣で挑んでこられたのでは「フィット」「ノート」「Mazda 2」の各1車ずつしか用意できない他社はたまったものではないでしょう。

まぁ、廉価車と言っても最上位モデルのFFのフルオプションで300万円コースですけどね…。

なお担当セールス氏には「クマデジさんのAudiの使い方ならあと30万ほど高くなりますけど、(カローラ)ツーリングの方がいいと思いますよ」と言われました。ベテランセールスなので、眼力ありますね。

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