液体のアタックゼロよりよごれ落ちが良い…いやいや、元々粉の方のアタックの方が液体より洗浄力が強いというのは公知の事実じゃないですか。それを水に溶ける透明スティックに封入して新しさ感を出すなんてなんて上手いマーケティングなんだ…と思ったら、全然別物でした。
１本13gで最大65Lまでの水量に対応。粉のアタックだと60gが必要なので、4.6倍に圧縮されていることになります。粉のアタックってまだまだ洗浄成分以外の基材のような成分が多かったんですね。スティックに包むことで直接手に触れた場合の肌荒れなどもあまり気にしなくて良くなったので洗浄成分のみを圧縮できたのでしょうか。
このパーフェクトスティックは使用量が水65Lまでは１本、65L以上で２本使うことが推奨されていますが、30Lでも65Lでも洗剤量が同じというのは気になりますよね。無駄に多量の洗剤を投入して、ちっともエコじゃないしSDGsにも反していると思います。
そしてお値段が高いですね。液体や粉のアタックが１回洗濯あたり10〜20円程度の洗剤コストなのに、パーフェクトスティックは30円以上。話のネタに１回くらい買ってもいいかなと思いますが、コストが高いのでリピはなさそうです。もっとも、アタックゼロ液体が出たときも最初はすごく高かったですが、あれよあれよという間に安くなりましたから、数年経つとスティックも買いやすくなるかも知れません。
少し前に各社から「固定料のジェルボール洗剤」が出ていましたが、まぁあれの粉バージョンということですね。でも粉なので圧を受けて潰れた場合に漏れにくいのはメリットかと思います。
ちなみに本製品、アタック洗剤初のMade in Chinaです。これだけ小さければコストメリットがあるということでしょうか。
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