両面非球面の単焦点を購入

4年10ヶ月…ほぼ5年ぶりに、両面非球面の単焦点レンズ、いわゆるメガネと言われている物ですが…を追加購入しました。ちょっと裸眼視力が低下してきて、いま使っているメガネが合わなくなってきてしまったためです。

具体的には、メガネを掛けた状態でもしかめっ面をするとさらによく見える状態になってしまいまして、ああ、これは最高視力を引き出せてないなと、今回も前回と同じメガネスーパーのお世話になることにしました。(またZeissを選ぶ余裕はなかった…)

リーズナブルなZoffにもかなり惹かれましたが、目の限界性能を引き出すためにはやはり測定が大事だろうということで、1時間も掛けてきっちり測ってくれるメガネスーパーにしました。高いですけどね。こういう装置を含め3台くらい様々な装置を使って測定されます:

 

「トータルアイ検査」と呼ばれるこのサービスは9項目の検査があるのですが、そのうちの1つ「物が立体的に見えるチェック」は、前回約5年前にメガネを作ったときにはやらなかった気がします。新しい測定器を導入して最近改善されたのかも知れません。

結構こちらがヘトヘトになるくらいの入念な測定をして、いままでのメガネでも矯正後の視力は1.0は出ていたのですが、作り直すと視力1.2までアップすることが分かりました。

次は商品選びです。実は30,000円のメガネスーパーのクーポン券(お釣りは出ない)を持っていたので、それくらいが目標金額です。値札を見ずに普通に選んだらフレーム+レンズで5万円とかになってしまったので、いやいや自分は常用するわけではないのでこんなに高いのはいいです、クーポン券もあるのでフレーム+レンズで3万円くらいのにしたいです、と言ったところ店員さんがお勧めしてくれたのが、お店の入口入ってすぐのところに陳列されていたこの「プラスアイケア」という商品:

14,800円(税別)〜となっていますがこれは最低グレードのフレーム+レンズ+先ほど実施したトータルアイ検査の価格で、これをいいレンズにアップグレードしていくと相応に値段が上がっていくという価格体系になっています。私はここで「19,800円(税別)」の商品を軸にして、レンズを「片面球面」から「両面非球面」にアップグレード、屈折率を1.60→1.67にアップグレードすることにしました。

ちなみにプラスアイケアはレンズのブランドは明らかにされていないのですが、HOLT(HOYAのタイ子会社)でした。従って、レンズの種類もHOLTのラインナップから選ぶことになります。選んだ「両面非球面」レンズはEXTENSION WASというシリーズで、奇しくも前回作ったメガネと同じレンズになりました。セット価格で同じ商品でも少し安くなっているので、混乱を避けるためか店頭の価格表でもHOLTとは書いていないんですよね。

ところで屈折率について誤解していたのですが、屈折率というのはその人の目の悪い度合いで決まるわけではなく、レンズの薄さすなわち軽さに効いてくるパラメータなんですね。今回私は視界の広さ優先でいまより大きなレンズが入るフレームを選んだので、いままでと同じ屈折率1.60のままではレンズが重くなります。よって屈折率1.67にして軽量化を図ろうという狙いです。

これら「両面非球面レンズ」と「屈折率1.67による若干の薄型化」にアップグレードすることで+8,000円(税別)となり、そこにオプションのズレにくい鼻パット1,500円(税別)を付けて税込み32,230円となりました。オプションの鼻パットとか最初から装備しておいてよ…とは思いますが、紳士服屋のズボンのずれ落ち防止ゴムのように、販売店の貴重な収益源なのでしょう。

出来上がりは8日後。楽しみです。

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