報道されていた通り、住宅ローンの変動金利が上がりました。私が借りてる銀行は+0.15%。1.075%で借りていましたので、1.225%になります。
これで毎月の返済額が具体的にいくら上がるかというと、約+3,400円のアップでした。ただ、住宅ローン変動金利のルールというのがあって、毎月の返済金額自体は5年に1度しか変更されないのです。これは一見借り手保護の対策に見えますが必ずしもそうでもありません。毎月の返済額のうち金利分は即変更されるので毎月の返済額における金利分と元金分の割合が変わってくるのです。結果的に金額が即時反映される場合と比べ元金の減り方が緩やかになってしまうので、総支払額は金利の上昇分以上に増えることになります。
これを避けるには支払額の見直しが行われるまでの間、金利上昇分くらいを毎年繰上げ返済することです。私の場合だと 3,400円×12 = 40,800円/年 くらい繰上げ返済すれば総支払額が金利上昇分以上に増えることを避けられると思いますが、住宅ローンは繰上げ返済しない方がいいという流派もあり、まぁ流されるままでもいいか、という気もしています。
アラフィフどころかアラ還暦になり今の勤務先では賃金改定がされないポジションにいるので、物価上昇はしんどいですね…。まぁ役職定年がないだけマシですし、定年迎えたらびっくりするくらい収入減りますが…。
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