膨張したので代品交換してもらった Belkin BoostCharge PowerBank 10K ですが、代品で届いた個体もどうも充電ができない場合がありました。サポートとやり取りした結果、「PD高速充電は不可」な仕様であることが判明。いつの設計だよそれ… 手元にいくつもあるバッテリーの中でそんなクセをいちいち覚えてられるか!と思い、テプラで注意書きをつけました。
さらにユーザーである息子にとっても使い勝手が悪かろうと思い、別途 Anker PowerCore Slim 10000(ホワイト) を買って渡し、この Belkin は私がサブのサブのサブくらいの位置付けで使うことにしました。
一方こちらは娘のモバイルバッテリー。Anker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD) ですが、膨張ではないんですが出力が出なくなりました。低電流モードへのモード切り替えも動作しません。こちらもサポート経由で新品交換になったのですが、これまたサポートのやり取りの中で「iPhone 15以降に非対応」であることが判明。またテプラを貼っておきました。(試した限りでは USB-A で繋げばOKっぽい。iPhone 15 自身のモバイルバッテリー機能との調停ができないんだと思います。)
これでは iPhone 15 ユーザーである娘には渡せないなと思い、Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)を別途購入して娘に渡し、この Anker は私がサブのサブくらいの位置付けで使うことにしました。
さてその Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) ですが、電気回路エンジニアが卒倒しそうな「USB-Cケーブルがストラップになっている」モバ充です。その機構に興味があって、自分で使うのは嫌だけど一度見てみたいし娘に渡すならいいやと思い購入。
こういう感じになってるんですねー。いくら大丈夫と言っても私は信じません。でも娘はこの設計に大喜びでした。これはいい、と。
ひー!怖い怖い! こんなこともできちゃいますが。(安全回路が作動しているはずです)
残量の数字表示もついていて、これは PowerCore Slim 系とは全然違う製品ですね。Anker は以前から複数の設計チームが似て非なる製品を作っている印象がありましたが、今回も然り。
でも私自身がこっちのチームの設計思想を気に入ってしまい、兼ねてから欲しかった「20000mAh 級の、PD で 30W 以上出せるモバイルバッテリー」を購入しました。Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)です。これ:
30Wどころか、最大 65W + 22W の合計87Wも出せます。素晴らしい。これ1台あればMacBook Air M3 (30W) も、EOS R6 mark II (20W)も、会社の ThinkPad (40W) もいけちゃうわけです。さすがに重いですけど、いざという時の安心感がハンパないです。こんな筐体から 87W も出せるとか凄い時代になったものです。
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